COWBOY BEBOP 天国の扉 COWBOY BEBOP:KNOCKIN'ON HEAVEN'S DOOR

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監督:渡辺信一郎
出演:山寺宏一、林原めぐみ、石塚運昇、多田葵、磯部勉
時間:120分
公開:2001年
ジャンル:
アニメ(日本)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年03月22日 | 見た回数: 1回

なるべく似た印象の作品は外して、いろんな種類を試してみようというテーマのもとアニメ特集を(勝手に)組んでいるわけですが、今回の特集の中では「マクロス」よりも好きかも。アニメ作品に関しては2次元の住人なのかもしれません。あるいは、見てる3D作品がイマイチ過ぎるだけか?

しゃれた、というか、趣味の良いアニメと聞いて、本編は一度だけ見たことあるんですが、一部で盛り上がってるほど入り込めなかった今作アニメ版。行動も台詞まわしもシブくて。確かにはまれる要素もあるし、おー。カッチョイイ。という点も多々あり、いつかオトナになったらもう一度見てみよう。と言う作品でした。
※初回見たのは30歳を過ぎてから

で、その映画版を取り上げたわけですが、うーん。今作では「胡蝶の夢」をテーマに少しだけ意味深にしてみたストーリー展開。アニメ版のシリーズのほうが一貫してて良かったかなぁ。

映画版の「ドラえもん」シリーズにおけるジャイアンの変貌のような映画版だから何でもいい。というようなこともなく、ただ純粋にアニメ版と同じ印象。もともとが一話完結な話だし、アニメ版の途中に起こった物語という位置付けらしいので例えばドラゴンボールだのワンピースだのの映画版のように「本編に影響を与えないで、かつ話を展開しなきゃいけない」という制約もないはず。
ですが映画版となるとこちらのハードル(期待値)が高くなるので、1クール(2クールかな?)に納まり切らなかった話を映画版として出しただけではイマイチ満足できないんですよね。

絵が格段に良くなっているかというと、もともとの絵の出来が悪くないのでそこまでのさも感じられなかったし。まぁ、ドッグファイトなどはカッチョイイなぁ。と思いましたがね。

と、マイナス要素ばっか書いてますが、まぁ、元のアニメ版の出来がいいこともあり、映画版も基本は同じということもあって、もの自体は悪くない。「かっこいい人たちだ。うんうん。」なんか久々に会ったイイ奴ら(ま、ルパン一味にゃ劣るけど)を見れて満足感もあります。

ということで、マイナス点もあるので評価としては「まあまあ」ですが、確かに趣味の良い(←意味はわからんけど、枕詞としては何となく雰囲気伝わりますな)アニメではありますな。もっかいアニメ版見てみようかな。

※キアヌ・リーヴス主演の実写化の話、ちょっとキャラ的には違う気がするけどほんとなのかな?