これも今年のオスカーのドキュメンタリー部門にノミネートされている。
ベトナム戦争に突入していくアメリカで、大統領たちがどういうように意思決定をくだしてきたかというペンタゴン・ペーパーをリークした、ダニエル・エルスバーグのお話。

なんでペンタゴンに勤めていた一級公務員の彼がそんなことをしたのかというと、一番影響力があったのが、当時知り合ったばかりの奥さんが平和運動の活動家だったというのが、人間味あふれてていい感じ。

先月、他界してしまったハワード・ジンのインタビューもたくさんあって、平和運動しててもカッコイイ人たちがいっぱいでてくる。いっぱい見所はあるけど、おすすめはなんといってもニクソンの肉声。ひとつのセンテンスに10回くらい「ピー」が入ってて、何いってんのかわかんないけど、怒ってるのはよくわかるのでした。