最近ながれているシキシマパンのコマーシャルはいかがなものかと思いますが、結構好きな映画です。
ま、場所は北欧じゃなくても、日本の共通文化を持ってないところだったら、どこでもよかったんじゃないかと思えますが、要は「たんたんと生きる」という抽象をえがきだそうとするとき、いかようにも描けるんだけど、その一つの具象として映画化するとこうなるんだ、という映画でした。

これを観た後は、美味しいコーヒーとシナモンロールが食べたくなります。

画面を見なくても、ぼうっと流しておいたりして、ときどき気分に応じて、好きなところだけ見るというかんじで、何度でも見られるタイプの映画でした。良作。