原作は読んでいないのですが、ちょっとばかし期待が先行してた感がある（と、言っても内容にではなく、タイトルに）作品だっただけに、そこまでよい！面白い。という域に達しなかったのは残念。ですが、いや、作品としては悪くなかったです。意識せずにぽっと出会っていたとしたらもうちょい評価高かったかもしれません。
ちょっとアクロバチックな部分はあるにせよ、基本的にはちょうど真ん中の現代の青春映画なのですが、戦闘シーンもマンガチックでそれなりに見れ、関めぐみさん（そういや「はちみつとクローバー」以来、割りと見てる気がする。追っかけてはいないけど、見てる作品の種類と出てる作品とがたまたまあってるのかな）もなかなかにかっちょよかったし、ストーリー自体も悪くないだけにもうちょい評価上かなぁ。
期待は最悪のスパイスとはこのことか。

どのあたりがR12指定だったのかほとんどピンと来なかったんですが・・・「こうやって死ぬんだ」ってなメッセージかなぁ。（あいや、「高級牛肉万引き」やら「ファミレス食い逃げ」な部分かもしれません。）ぜんぜんその辺の制限がかかるシーンもわからなかったんですけどね。

あえて難点をいえば、ラストがもうちょっと盛り上がっても・・・でもまぁ、悪くはないです。はい。おもしろかったです。
今も昔も男の子とはこういうもん（女の子でしか変わらない）だよ。