脱獄モノなら「［［ショーシャンクの空に］］」っちゅー名作があるんですけど、80年代を日曜ロードショー（名前違うかも？）で育った人たちにとってのスターはやはりシュワちゃんでありスタローンなので、「大脱出」？ですが、当時を思い出すとこちらも外せない。
※いや、外してもいいねんけど。

あんまり覚えてなかったんですけど、やれ、ファーストが自動車ぶっ飛ばして狙撃されたところとかラグビーシーンで完全に記憶よみがえってきました。そういえばそーでしたよね。
まーマッチョではあるんですが、昨今のアクションスターのごとく一人で牢獄を壊滅に追い込むとかそんなことはなくて、ちょっと強いやつくらい。一方でラスボス的なあいつはなかなかに悪さ満開で、ドナルド・サザーランドが実に嫌なやつを演じてくれてる。

脱獄ネタも見れて、最後のどんでん返しとか真相をバラすとかそのへんの気持ちよさは今見ても十二分に楽しめました。めっちゃ満足。脱獄とか刑務所モノとなるとどうしても脅威の肉体でアクションとか、理不尽な囚人への対応とかそんなのが多いんですけど、なんだかんだで所長のドナルド・サザーランドが法ギリギリセーフ位をついてくるあたりがなんとも奥ゆかしい。脅しとかふつーにして嫌なやつやねんけど、法は侵さないというか逃げ道確保してるというかね。

いや、面白かったです。じゃ、評価これでいいんかってとこやねんけど、うーん。なんとなくこの頃の映画、評価甘くしちゃう所あるんでこんなところで。そんなメジャーじゃないタイトルですし、ベタな80年代パターンと言ってしまえばそれまでやねんけど面白いです。