燃えよデブゴンTOKYO MISSION 肥龍過江

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監督:谷垣健治
出演:ドニー・イェン、ウォン・ジン、ニキ・チョウ、ジェシカ・ジャン、テレサ・モウ
時間:96分
公開:2020年
ジャンル: アクションコメディ格闘技

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2025年06月18日 | 見た回数: 1回

デブゴンといえばサモ・ハンなので、お年を召していようがなんだろうが「おじいちゃんはデブゴン」のように頑張ってもらいたいのである。

が、だ。

まさかのドニー・イェンやて??そら認めざるを得ない。というか、彼以外には頼めないかもしれない…んだけど、もう一つ問題が。タイプキャストというかですね、これやるとサモ・ハンの後継としての地位はともかく、ジャッキーの後としても次いでもらいたいスーパースターなんで嬉しい反面微妙なとこもあるんだよなー。いいのか。

というわけで今作。もともと太ってる前提でワイワイやるのではなく、ある事件をきっかけにそ~なったので、もともとめちゃ動ける設定。

若干着ぐるみ感な太り方なので動きがシャープすぎるんだ。アクションシーン的にあかんというわけじゃないんやけど、少し違和感。サモ・ハン版のデブゴンはそんな感じやったっけ??
ただ、それがあったとしても対人戦は実に面白い。往年のカンフー映画を彷彿とさせるキレと小道具と動きのダイナミックさ。監督がそもそも谷垣健治なだけはあるやね。東京タワー(スカイツリーではできない)でのバトルとかも最高ではないか。そこだけでお腹はいっぱいなんだな。ブルース・リーバリにヌンチャクも使ってくれるしね。

ステーリー的にはひねりもなんもないお約束のオンパレード。監督がかれなので舞台は日本なんですが、日本描写はまー許せる範疇かな。が、竹中直人は要らんかったかも。なんというかそこの笑いがイマイチなんだわ。
もともとの80年代カンフーアクション映画なんてそんなんやった気もするんで、とやかくいうほどのことはない。というか、そんなん気にしなくていいからただただアクション楽しめ。ということか。

てなわけで、手放して絶賛したくなる作品なんですけど、若干いらんとことかがあって、そこがなーんか引っかかるねんなー。