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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2024年04月14日 | 見た回数: 1回
部屋の真ん中の床と天井に空いた矩形の穴。床の穴は下の階と繋がり、天井の穴は上の階とつながる。部屋の壁には数字が書いてあり、階数をあらわしている。部屋には水道とおそらく排泄用の穴がある。
その矩形の穴にピッタリの板状の直方体が上下に移動をする。柱や紐で支えられているようでもなく、直方体がどういう理屈で浮かんで移動しているのかは全くわからないし説明もない。
直方体にはごちそうが盛り付けられているが、上の階から下の階に移動するにつれてごちそうは途中の階の住人——囚人に食べられてしまい、階数が100を超えるあたりでは、すっかり空になっている。
直方体はごちそうが空になってもしばらく下降を続け、おそらく底までたどり着くと、ものすごいスピードで上昇し、また、しばらく経つと、ごちそうを載せて再び下降する。
とまあ、そうとう独特な舞台装置での物語。舞台建てだけでメッセージが多く、いろんなお話が作れそう。なかなか面白かったですよ。
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部屋の真ん中の床と天井に空いた矩形の穴。床の穴は下の階と繋がり、天井の穴は上の階とつながる。部屋の壁には数字が書いてあり、階数をあらわしている。部屋には水道とおそらく排泄用の穴がある。
その矩形の穴にピッタリの板状の直方体が上下に移動をする。柱や紐で支えられているようでもなく、直方体がどういう理屈で浮かんで移動しているのかは全くわからないし説明もない。
直方体にはごちそうが盛り付けられているが、上の階から下の階に移動するにつれてごちそうは途中の階の住人——囚人に食べられてしまい、階数が100を超えるあたりでは、すっかり空になっている。
直方体はごちそうが空になってもしばらく下降を続け、おそらく底までたどり着くと、ものすごいスピードで上昇し、また、しばらく経つと、ごちそうを載せて再び下降する。
とまあ、そうとう独特な舞台装置での物語。舞台建てだけでメッセージが多く、いろんなお話が作れそう。なかなか面白かったですよ。