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柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2023年09月30日 | 見た回数: 1回
娘たち(18、12)が、「文豪ストレイドッグス」という作品にはまっている。ぼくも漫画を読ませてもらい、なるほどそういう作品か、と。
明治時代くらいの文豪と同じ名前の美男美女が、それぞれの文豪が著した名著の名前の必殺技をつかって戦うお話なのですが、その作中で、とりあえず2名、ルールから逸脱した人がいるのです。
一人が江戸川乱歩。もう一人がH.P.ラブクラフト。
どのように逸脱しているかは、まあ、作品を読んでもらったらいいのだけど、ラブクラフトが逸脱してるのは、「趣味がいいなあ」と感じたのです。
で、そんな話を丞二にしたところ、ラブクラフト作品の映画化を最近見た、と。
でも、ラブクラフト作品って、じつはぼくは一冊も読んだことがないものの、「ラブクラフトの世界に着想を得た」テイのものは多いけど、彼の作品自体は映像化しづらいと聞いていて、かれの作品そのものを映画化したものは実は少ないと思っていたのです。
丞二から「そうとうグロテスクだよ」と聞き、本作を試聴。
なるほど。ひとつも読んだことがないけど、これはたしかに思ってたラブクラフト世界だわ。
ビデオレンタルに本作を借りに行ったところ、ホラーの棚になく、SFの棚にあったんだけど、あかんやろ。なんもしらんと「あ、ニコラス・ケイジだ」で見てしまったら、トラウマになってしまいそうです。
たいへんぐっちゃぐっちゃで、人が想像できるけっこう際々のおかしさ具合が描けていると思いました。
また、光の表現による「理解し難いもの」の演出もけっこうよくて、なにかと満足のいく一品でした。わかんないけど、原作のファンも怒らない映像化じゃないのかな?
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娘たち(18、12)が、「文豪ストレイドッグス」という作品にはまっている。ぼくも漫画を読ませてもらい、なるほどそういう作品か、と。
明治時代くらいの文豪と同じ名前の美男美女が、それぞれの文豪が著した名著の名前の必殺技をつかって戦うお話なのですが、その作中で、とりあえず2名、ルールから逸脱した人がいるのです。
一人が江戸川乱歩。もう一人がH.P.ラブクラフト。
どのように逸脱しているかは、まあ、作品を読んでもらったらいいのだけど、ラブクラフトが逸脱してるのは、「趣味がいいなあ」と感じたのです。
で、そんな話を丞二にしたところ、ラブクラフト作品の映画化を最近見た、と。
でも、ラブクラフト作品って、じつはぼくは一冊も読んだことがないものの、「ラブクラフトの世界に着想を得た」テイのものは多いけど、彼の作品自体は映像化しづらいと聞いていて、かれの作品そのものを映画化したものは実は少ないと思っていたのです。
丞二から「そうとうグロテスクだよ」と聞き、本作を試聴。
なるほど。ひとつも読んだことがないけど、これはたしかに思ってたラブクラフト世界だわ。
ビデオレンタルに本作を借りに行ったところ、ホラーの棚になく、SFの棚にあったんだけど、あかんやろ。なんもしらんと「あ、ニコラス・ケイジだ」で見てしまったら、トラウマになってしまいそうです。
たいへんぐっちゃぐっちゃで、人が想像できるけっこう際々のおかしさ具合が描けていると思いました。
また、光の表現による「理解し難いもの」の演出もけっこうよくて、なにかと満足のいく一品でした。わかんないけど、原作のファンも怒らない映像化じゃないのかな?