話はとっても好きなタイプ。純粋に女性宇宙飛行士の物語なので派手な演出があるわけでもなく・・・ただ、一点。どうしても宇宙飛行士＝スーパーマンなイメージが有る中で今作の宇宙飛行士、そら優れた人々なんですけど「ファーストマン」同様にどこか人間味というのかな？「にんげんだもの」と思っちゃう行動も多々あって多少親近感が湧く。夢だった宇宙飛行士と言う選ばれた立場ではあるものの、一方でお母さんという立場も常にあってそちらも当然ながらないがしろにすることもな伊野はいいですな。流石にガッツリ娘と向き合うわけにも行かないってのは当然あって、関係性がギクシャクしたりもしつつ、最後はスッキリ（だと思う）。

宇宙ものらしく、訓練とかは流石に見てて楽しいなぁ。厳しい条件で見覚えのある訓練を色々と。まぁ、もともとできている人たちなんで、これでどんどん成長していくさまが見えるってわけじゃないんだけどね。あと、この辺が逆に盛り上がりに欠ける要因のひとつなのかもしれないんだけど、悪い人が基本出てこないんで最後までほっこり見れるのもいいですなー。

ただ、ラストのあの行動だけがちょっと「どないやねん」と思っちゃう点があって、その点だけマイナス。

ほうが良かっただろう（ちょっとベタすぎ？）し、それだったら引っかかりもなく「おすすめ」にしちゃうんだろうけどなー。

ということで、その部分だけちょっとやっぱり引っかかりはしたものの、やっぱりこーいう宇宙もの。いいねぇ。