有名なU・ボートとは別作品ですが、これはこれでありかな。
迫り来る敵（両方いるので、どっちも敵っぽいし）、精神的な反米反独感情。蔓延する「伝染病」。そんな中で敵同士が同じ艦内で生き延びるために協力し合うというヒューマンドラマ（う、書いててちょっと照れる）側面ではよくできてたんじゃないでしょうか。
また、ちょっと安っぽいというか、潜水艦ならではの暗さやらはないんですが、それなりにラストの敵味方の艦艇との駆け引きはどきどきさせられました。
ふと、『沈黙の艦隊』を思い出しながら、なんだか潜水艦の戦いが見たいぞ。と思っての視聴だったので、その辺りは食い足りなかった感もありますが、そこは腐っても潜水艦。「潜水艦モノに大外れなし」という名言が生きているせいかわりと楽しめました。