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柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2020年09月22日 | 見た回数: 1回
うーん、なんとも言い難い映画。
黒人蔑視の治まることのないアメリカ南部。田舎特有の相互監視社会に、ショーン・コネリー扮する死刑反対派元弁護士アームストロングが冤罪疑いの黒人青年を救うためにくる。
……というわけで、確実に南部の黒人差別に嫌な印象を植え付ける導入から始まるのだけど、意外と言えば意外な展開で、真の悪役は
アームストロングの奥さん
という、オチ。つまりは時間のかかった復讐劇ということなのだけど、ミステリの意外性の演出って、こういう手でもいいのかいな、とやや思うところはある。
だって、導入部分の少女殺害の動機が、そこから何年もかかる復讐劇の端緒だとしても、
少女を強姦しているが、容疑者にはちんちんがない事実や、獄中に都合の良い協力者がいるとは限らない(いや、犯人、頭がいい設定なので、調査済みだったのかもしれないけど)こと、ローレンスフィッシュバーンの懇意の少女を襲う理由など
いろいろと曖昧にしないと、つまり無能な人が途中にいないと復讐劇が成立しない感じがなんとも消化不良。いや「黒人は犯人と決めつけ、中途半端な捜査が行われることが、南部らしさなのだ」といえば、そうなのかもしれないけどさ。
まあ、思わぬところでエド・ハリスに会えたのは良かったかな。
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うーん、なんとも言い難い映画。
黒人蔑視の治まることのないアメリカ南部。田舎特有の相互監視社会に、ショーン・コネリー扮する死刑反対派元弁護士アームストロングが冤罪疑いの黒人青年を救うためにくる。
……というわけで、確実に南部の黒人差別に嫌な印象を植え付ける導入から始まるのだけど、意外と言えば意外な展開で、真の悪役は
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
アームストロングの奥さん
隠しテキストはここまでです。
という、オチ。つまりは時間のかかった復讐劇ということなのだけど、ミステリの意外性の演出って、こういう手でもいいのかいな、とやや思うところはある。
だって、導入部分の少女殺害の動機が、そこから何年もかかる復讐劇の端緒だとしても、
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少女を強姦しているが、容疑者にはちんちんがない事実や、獄中に都合の良い協力者がいるとは限らない(いや、犯人、頭がいい設定なので、調査済みだったのかもしれないけど)こと、ローレンスフィッシュバーンの懇意の少女を襲う理由など
隠しテキストはここまでです。
いろいろと曖昧にしないと、つまり無能な人が途中にいないと復讐劇が成立しない感じがなんとも消化不良。いや「黒人は犯人と決めつけ、中途半端な捜査が行われることが、南部らしさなのだ」といえば、そうなのかもしれないけどさ。
まあ、思わぬところでエド・ハリスに会えたのは良かったかな。