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スリー・ビルボード THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI
画像表示切り替え監督: | マーティン・マクドナー |
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出演: | フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、アビー・コーニッシュ、ジョン・ホークス |
時間: | 115分 |
公開: | 2018年 |
ジャンル: コメディ、サスペンス、ドラマ |
コメント一覧
でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2018年09月12日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2019年03月29日 | 見た回数: 1回
じっさいはなかなか楽しんだのかも。
経験を通じて、一回で学ぶことができればドラマティックだけど、人間、なかなかそのようにできていなくって、なんだったら何も学ばない人もいるし、うまくいっても行きつ戻りつ、成長していく。
この作品でも諦念からひとつ大人のような署長以外は、短絡的としかいいようのない振る舞いをする。
でも、なんだかこの短絡さの度合いがすこし可笑しい、ふしぎなさじ加減の人物づくりを感じました。
それぞれ、役者が良かったのかな、と思います。
奥さんが言って言葉。
ラストシーン、遠くなる車、かとおもったけど、車中の様子をやるのが良いね。「道々、考えるさ」っていうの。
うん。そうおもいました。
正直、もっと後味の悪いものを想像していた。陰惨な事件、不甲斐ない警察、煽るばかりのメディア。もちろんそういうものを全部ひっくるめた上でまるっとすっ飛ばして、描かれていたのは別のものだった。怒りの鋭さとその矛先、家族という奇妙な集団、そして、ひとの話に耳を傾けること。ビビって見たのがよかったのか、良いほうに気持ちが振れていい映画でした。ウディ・ハレルソンとサム・ロックウェルに感謝を。彼らが出演していなかったら、あらすじだけを読んで、見る気にはならなかったかも。
最後に引用。
余韻のある映画はいいね。