そらね、ロック様なので下駄を履いてるのは正直なところですけど、ちょっとコメディタッチな部分をもたせたマッチョ代表ロック様に、悪役はちゃ～んと、悪役らしいやられ方をしてるし、高い場所ならではの、落ちそうな恐怖感を煽ってみたり、火に囲まれてみたり、味方がほとんどいなかったりという状況下で、たった一人でなんとかしてみるという、「ダイ・ハード」＋「大脱出」を見事に演じてくれたんで期待通りの満足度合いですよ。

まーなかったのは、ガラスが割れたところを裸足で歩くという、見てるこっちもヒャー痛いーとなりそうなシーンくらい？変わりに、粘着テープさえあればなんとかなるという、マスターキートンに通じる豆知識も得られたしね。

中盤までの一人のシーンでの崖っぷち度合いに対して、ラストバトルの崖っぷち度合いがちょっと物足りないところがあって、「オススメ」とはならないものの、義足ハンデを感じさせないスーパーな活躍。ありがとうございます！

ドウェイン・ジョンソンは、うちで人気があり、なるほどひところのシュワルツェネッガーの立ち位置なんだろうな、と。

本作、高所恐怖症のぼくとは相性が悪く、けっこう怖かったのだけど、とんでもアクションが満載なので、ATAMA KARAPPOのアクション映画をみたかったらおすすめかな。