釣りバカ日誌

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監督:栗山富夫
出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり
ジャンル:
コメディドラマ

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でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2019年02月01日 | 見た回数: 1回

あたらしいドラマ版の釣りバカ日誌「新入社員浜崎伝助」が結構良くて、夜な夜な丞二と見てるんだけど、丞二はむかしの映画の記憶もあって、「映画のスーさんは……」とか「映画だといつも……」とか言うわけです。一方わたしは、一本通しで見たことないんじゃないかなあ。まったく分からないわけですよ。じゃあまあ、とりあえず一作目を見ておきますか、と。これができるのが配信サービスのいいところ。レンタルビデオ屋で借りるほどでもない、そもそも次見るリストに載せるほどでもない作品も、ささっと思いつきで気軽に見はじめられちゃう。もちろん配信されてない映画もあるけど、こういう昔の名作は配信の可能性が高いのも嬉しい。

ドラマ版を見進めてる最中ということもあって、新旧比較しながら見られたのも良い楽しみ方でした。
一作目なので、ハマちゃんとスーさんの出会いのシーンがあるんですが、この映画もリメイクのドラマ版も、せりふ回し、口ぶりなんかほとんど同じなのに、ハマちゃんのキャラクターが全然違って見えて、時代背景が味わい深い。比較するとより一層、ドラマ版はうまくリメイクしたなあと。

映画の一作目は1988年。ホームドラマというか日常を描く作品て、時代感が滲み出てて面白い。わたしが東京時代に仕事で通ってた天王洲って、30年前はこんなんやったん?とか、大企業の気楽なサラリーマン稼業の日常とか。そういう昔の風景のなかに、ぽっとコカコーラの自販機なんかが映り込んだりして、見慣れたものにやけにホッとしたり。

あとはみち子さんとの仲良しっぷりが、振り切れててすごく良かったです。ハマちゃんと一緒ならどこでも楽しいし、旦那さんが知らないおじいさん(スーさんね)をウチに連れ込んでも、にこにこご飯を振る舞って、泊まっていきなさいよ!って言えるみち子さんがとっても素敵でした。