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カメラを止めるな
画像表示切り替え監督: | 上田慎一郎 |
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出演: | 濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ |
時間: | 96分 |
公開: | 2017年 |
ジャンル: ホラー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年07月07日 | 見た回数: 1回
でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2019年01月20日 | 見た回数: 1回
2018年の話題作。
世間ではネタバレ厳禁の映画らしいのですが、意外な結末に度肝を抜かれるような内容ではなかったです。物語に乱気流が起こるので、何も知らずに見たほうが面白がれる作りではありますが。
みずからがB級映画であることを逆手に取って、アイデア勝負が功を奏した映画でした。いやあ、最初はどうなることかと思った。
わたしはほとんど前情報なしに見たのですが、それでも事前に知っておいて良かったなあと思うのは、37分ノーカットシーンがあること。いきなり手ブレまくりの映像が続くので、画面酔いする人はツラい。そのうちだんだん腹が立ってくる。でも30分だと知っていたのでなんとかやり過ごせました。
映画の中で映画を撮る映画(ややこい)は、今のところあまりハズレないのですが、今回もそのお約束は守ってくれました。ものづくりの現場でてんやわんやしつつ、ドタバタと共同作業で完成に導いていく過程は、嫌味のない爽やかな胸アツ展開を作りやすいからかしら。で、その映画の中で作られるのは、端から見たらしょーもないモノであって欲しい。誰も見てない深夜ドラマ、完成しないアマチュア映画、評価に値しないテレビ番組などなど。
でも映画を一本見終わった後でなら、彼らが作っていたモノを愛おしく感じられるような。
なるほど。こういう映画だったのか。
手振れに関しては最初に聞いていたので対策済み(あんまり正視しない)で対応して、きっちり工夫だけ楽しみました。
けっこう笑える良作だと思います。