orange -オレンジ-

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監督:橋本光二郎
出演:土屋太鳳、山﨑賢人、竜星涼、山崎紘菜、桜田通
時間:139分
公開:2015年
キャッチコピー:
あなたに見せたい未來がある
ジャンル:
SF恋愛青春マンガ・アニメの実写化胸キュン

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2016年07月21日 | 見た回数: 1回

余命系・ケータイ小説上がり無き今(ほんとにその手の作品少なくなった)、いつのまにやらちょくちょく与えられる宿題となった胸キュン青春恋愛モノ(ジャンルが違う?)。

まずはちょっとSF込みの未来から届いた手紙・・・みたいな作品。他にも似たようなのあった気がするけど、とにもかくにもマンガ原作です。

一応原作も読んだんですが、正直どちらもふつーだなぁ。あと思ったんですが、やっぱりこの手の作品、特に少女マンガだと先に原作読んじゃうと映画の面白さが3割減になるなー。という印象。
話はわかってるんで、それこそ映画の取り方だったり役者さんの上手さだったりに焦点があたっちゃって、それはちょっとその他の作品と比べるとハンデとなるわけなんですよね。

いやー、悪いわけじゃないんだけど、マンガの方がいい(どの作品もやけど)し、5〜6冊と長くないからそれなら読んじゃったほうがいいんじゃない?という感じ。
映画だとその中の象徴的なとこを抜粋して1本にしてるんだけど、やっぱり浅いというか薄いというかで、それぞれの役どころの悩みやら葛藤やらはほとんど端折られ、主人公のみ。こうなるとらしさも失われてさらに物足りないんだよなー。

良かったのは・・・んー。どうだろ。女子体育大学(だったと思う)のヒロインちゃんの走りがそんなに運動神経がありそうじゃないのはきっとわざとで、それは役に合わせてるんだろうなぁ。偉いなぁ。と思ったくらいかな。

あ、そうそう。マンガだと全く気にならないんだけど、映画だと引っかかったのが、それぞれお互いに対する呼び名。それぞれファーストネームで呼んでるんですが、なんか呼び慣れてない感じもあったのと、あとおじさんの頃は苗字かあだ名がほとんどだったんでそれが違和感につながってるだけなのかもしれないのだ。
でも、当時もたまたま僕の周りがそうだっただけで一般的だったのかもしんないけどね。その頃なんてほとんど周りに気を使ってることなんてなかったし・・・。

ということで、原作漫画はふつー。で、その実写化はワンランクダウンのイマイチってとこが妥当かしら。漫画読んでなかったとしても・・・まぁ「フツー」評価なんだろうなぁ。