運命のボタン THE BOX

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監督:リチャード・ケリー
出演:ジェームズ・レブホーン、サム・オズ・ストーン、ジェームズ・マースデン、ホームズ・オズボーン、キャメロン・ディアス
時間:115分
公開:2010年
キャッチコピー:
ボタンを押せば1億円、ただし見知らぬ誰かが死ぬ。
決断の期限は24時間──
ジャンル:
SFサスペンスミステリー

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2013年10月27日 | 見た回数: 1回

イマイチというとちょっとキビしいかな。まあまあといってもいいんだけど、後味が悪かったんで。

石田さんのコメントがけっこう平気でネタバレ路線なんですが、wikipediaが、2013年10月現在、スーパーネタバレているので、僕もその路線で。

スジは石田さんが書いている通りの都市伝説。僕は丞二に聞いていて、なかなか面白いじゃないのと思ってたのだけど、この話はボタンを押してからの話なんですね。

元の話だと、

お金が手に入ると、あなたの知らない誰かが死にます。

で、ボタンを回収するときに、

このボタンはあなたの知らない誰かに渡します。

というのが美しくていいのだけど。

* * *

で、なんでこんなボタンがあるかってえと、人類の倫理観をためしている、という話にしたんですね。

の割には最後の選択は、罰ゲームのような選択で、なーんか、ちょっといまいちだなあ、と。

でも、娘の反応が面白かったのです。

娘:なんで悩むの?
僕:へ?
娘:だって、生きていたらいいことがあるじゃない。死んだらそこでおしまいでしょ? なんで悩むの?

印象的だったのと同時に、答えるのが、難しいなあと思いました。

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年07月20日 | 見た回数: 1回

良くできた「Xファイル」ってやつかな?ごく普通のサスペンスだと思ってたらNASAもNSAも出てくるしめっちゃ宇宙人ネタっぽい(厳密には言ってないけど)しね。
肩透かしはともかくも結構入り込めたし面白かったです。モルダーもスカリーも出てこないので真相解明とかそんなのはないんですが、本家の映画版2本よりも話の内容も見せ方もXファイルそのもの。かつ、自分がその立場だったらどうするか等など考えさせられますしねぇ。

・ボタンを押すとどこかで誰かが死に、手元に100万ドル入ってくる。
(※キャッチコピーの文言。24時間制限ってあったかなぁ?見逃しただけかもしれませんが。)

見る限りなにも仕掛けもないし、押したことを知らせるような通信機能もない。単なる木の箱とそれにくっついてるアナログなボタン。つまり押しても誰にもわからないはず。誰かが死んでるかどうかもわからない。でも多分押せばかなりの確率で100万ドルはもらえるっぽい。

ラストにかけての緊張感も結構あったし悪くはなかったんじゃないかな。ちょっとバッドエンディングでスッキリしない終わり方だったのと、解明されないまま放置されてるんで、それはそれでモヤモヤするんですが、最初にも言ったとおり、めっちゃ「Xファイル」なんで、あの手の雰囲気がすきな僕としては楽しかったですよ。

宇宙人にからんでなかったとしても良かったんじゃないかとも思いますが、このへんはまぁ、原作ありきですんでね。