バトルランナー The Running Man

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監督:ポール・マイケル・グレイザー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、マリア・コンチータ・アロンソ
時間:101分
公開:1987年
ジャンル:
SFアクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年02月20日 | 見た回数: たくさん

昔はよくやってましたよねー。日曜洋画劇場とかで。ということで、ものすご~く懐かしいシュワちゃん作品を改めて見てみました。もちろん、このあたりの洋画は吹き替えに限りますね。

さてさて、基はスティーブン・キングらしいんですが、原作はしりません。単純に肉体アクション映画。ウォータースライダースペシャルとか、円ショップタケフジみたいなダンサーたち。ハンニバル(「特攻野郎Aチーム」)みたいな敵とかは覚えてましたが、結構忘れてるとこも多かった。

特に、あれ?っと思ったのは実に敵がしょぼい。しょぼすぎる。いや、弱すぎるといったほうがいいのかな?結構いいキャラがいっぱいいるんですけどねー。

一番強かったのは日系のアイスホッケー男。結構頑張りましたかね。滑ってる途中で有刺鉄線に引っかかってやられる。
チェーンソー男は無謀にもシュワちゃんとパワー対決の末敗北。そりゃ当然だ。
ファイヤーボールは油の上で炎をぶっ放して自爆。
ダイナモはデロリアンみたいな車で坂道を上がろうとしてひっくり返るし、最後にゃヒロインにやられちゃうオマケ付き。
一番強そうなキャプテン・フリーダムなんか戦いすらしないという。

あれ?なんだこりゃ?なんてもったいない。

もっと緊迫感のある派手な戦いがあった気がしたんですが、意外や意外、敵がコロコロ倒れてゆき、最後にゃおおボスの解説者をブレーキなしのジェットコースターに乗っけておしまい。

こんなんだったっけ?

ただ・・・ですね、全般的にしょぼいんですが、最後の歌がかっちょいいし、普通にシュワちゃん活躍のなーんも考えずに見る映画として、実に楽しい。敵のコケっぷりをポテチでも食べながらケラケラ笑って見るにはとても面白いのだ。
映画の出来はひどいけど、これだけ満足させてくれるなら、大盤振る舞いで「なかなか」にしちゃいましょうか。

追記:そうそう。このヒロインはうざい女子認定おりるんじゃないだろうか・・・。