シリアナ Syriana

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監督:スティーブン・ギャガン
出演:ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライト、クリス・クーパー、ウィリアム・ハート
時間:128分
公開:2005年
キャッチコピー:
地球は陰謀でできている。
ジャンル:
サスペンスドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2016年07月29日 | 見た回数: 1回

国家レベルで企業の陰謀とそれらに振り回される人々を描いてる割とシリアスな話。
メジャーどころの役者さんも出てるんですが、なんとなく頭に入らなかったので、面白さも伝わってこなかったなぁ。これは多分気分だけの問題。テーマ的にはなんとなく興味もあるし、企業の陰謀なんてワクワクするテーマなんで、気分載せて見たらまた違った印象かもしれません。

イマイチではあるものの、ジョージ・クルーニーの爪のネタとかはやっぱりウヒャー勘弁勘弁。となるし、ごくごく普通の青年がいつのまにやら・・・みたいな自爆テロの流れについても、結構怖かったりするし・・・、その少年のラストのとことかはずっしりとする迫力もあったりする。
所々印象深く残ってるとこもあるもんですなぁ。

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年09月30日 | 見た回数: 1回

タイトルの「シリアナ」は架空の中東の国家だそうな。でも、日本人だから尻の穴を連想しちゃう。Wikipedia(シリアナ)はそんな大和魂を知ってか知らずか、

この項目では、映画について記述しています。人種については「シリアナ人」を、言語については「シリアナ語」を、身体の部位については「肛門」をご覧ください。

とか書いてある。でも、身体の部位のシリアナに興味のある人は、「シリアナ」なんて言葉でWikipediaを調べねーですよ?

* * *

さておき、まあある程度眠たいのは覚悟してたけど、眠たい映画でした。

全編に漂うソダーバーグ感。監督を見て、えっ、これ、ソダーバーグ作品じゃないのと思ったらやっぱり製作にはソダーバーグが噛んでたみたい。

なんかね、断片を継ぎはぎして作るのが好きなんだと思うけど、なんだかちといつも不自然に感じるのです。それは「オーシャンズ11」とかでも、なんかヘンに思えちゃう。根本的にあわないのかなあ。

* * *

お話に関しては、「実話をもとにしたフィクション」みたいなことらしいのですが、「アメリカが親米国家を作るために、どれだけなんでもするか」という話です。

中東の石油利権への中国からの進出が脅威となり、アメリカのメジャーが、きわどい手を使ってとある油田の採掘権を勝ち取る。そのメジャーの浮沈がアメリカ経済の鍵を握る……ということで、このメジャーをほかのメジャーと合併させたい。んが、そもそもきわどい手を使ってるので、不正取引の疑いがある。なんで、この不正取引の疑いをいろんな手を使ってもみ消しちゃう。

他方、中東ではとある王子が女性の参政権や中東の独立を目指す。が、この王子のぼんくら弟がアメリカのお気に入りなので、賢い王子を謀殺してしまう。

どこまで本当か知らないけど、本質的にはアメリカにとっては民主化とかどうでもいいだよ、っちゅう話ですね。