スリー・リバーズ STRIKING DISTANCE

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監督:ローディ・ヘリントン
出演:デニス・ファリーナ、トム・サイズモア、ブルース・ウィリス、サラ・ジェシカ・パーカー
時間:101分
公開:1993年
ジャンル:
アクションサスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年04月18日 | 見た回数: 2回

なんちゅうか時期はわからないんですが劣化ダイハードくらい?今まで水上で暴れてないですよね。マクレーン警部(警部補だっけ?)。

まず、「ダイハード」ほど主人公にいい味がでてない。

また、川で水上警備員と言われてもあまりピンとこない。まぁ、日本にそんなでっかい川とか想像しにくいしね。四万十川とか信濃川とか淀川とか。

あとこれは個人的な問題。話自体、微妙にわかりにくいってのもマイナスかな?いや、わかりにくいわけじゃないか。ただ、結局の所冒頭の殺人事件と、以後海上警察になったブルース・ウィリスに対する犯罪との関連がいい感じにつながらなかったんで、怨恨のラインと犯人の行動原理とがこれまたイマイチピンとこなかった。

などなどまぁ、悪くばっか書いてますが、トム・サイズモアがいい味だしてたりするし、アクションシーンだって、犯罪の謎解きだって充分に見応えがある。ある意味まさかの真相だったりもするわけで作品的には悪くないんです。

ですが、やっぱりぱっとはしないのだ。

結局の所、見るこちらの意識として、マクレーンが立ちはだかっていて、あれ?そんなキャラじゃないよ。とか思っちゃうのがマイナス。特に今作。微妙に近いキャラ設定だったり行動だったりをとってくれるので、それがさらに違和感を感じさせるのかもしれない。これが、ブルースじゃなかったらそれなりに良質のサスペンス映画になってたかもしれない。

まぁ、ふつー。つまりは「もったいない」映画って感じです。