X-ファイル:真実を求めて The X-Files: I Want to Believe

画像表示切り替え

Amazon で X-ファイル:真実を求めて を買う

監督:クリス・カーター
出演:デイビッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン、アマンダ・ピート、ビリー・コノリー、ミッチ・ピレッジ
時間:109分
公開:2008年
ジャンル:
SFサスペンスミステリーテレビドラマ映画化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年01月26日 | 見た回数: 1回

勝手な感想で申し訳ないんですが、Xファイル=宇宙人の印象が強いのだ。いや、確かに人体発火とか超常現象一般のネタだったんでそればかりというわけではないことも知ってるし、当時見てた(全部ちゃうけど)頃にその印象が強かったわけじゃない。

ただ、前作ラストでボワワワーンとUFOが飛び立った印象は、作品の善し悪しはともかくとして意外と印象深くて、じゃ、数年ぶりの新作だ。新シリーズが始まるわけでもないけど、とりあえず見てください。ってだされたらほら、前作以上の派手さとかスケール感ってのを求めちゃうんですね。

で、今作ですわ。Xファイルなんですよね。あのテーマ曲とかが流れると確かに「オォー。」という気分にさせられるし、冒頭の節減のシーンもかっちょよろしい。気分も盛り上がろうと言うもの。
ただ、残念なことにXファイルということが逆に足を引っ張ってるように感じられました。本筋の事件とその解決だけにしぼっていったらそれはそれで楽しげなんですが、所々であの二人の近況やら現状の葛藤やらいろいろと事件外の部分がからんで話が分断されちゃう。また、なんやかんやで二人で事件解決。っていう感じでもない(元はどーだったかね?)んで、それまた微妙な感じ。

いや、話としては別段悪いわけじゃない。予知能力者の言ってることはほんまなん?見たいなのところと、猟奇殺人的な事件との絡み合いも悪くはない。多分Xファイルではなくて、モルダーやスカリーでもない普通の作品であればそれなりに評価できてたかもしれません。

てなわけでちょっと物足りなかったかなー。