食がテーマになってる映画のなかでも、この映画のクッキングシーンはものすごい美味しそう。

日曜日ごとの家族の晩餐に料理人のお父さんが家族のためにつくる料理。最初のメニューがバナナの花のスープなんやけど、おーバナナの花やー、えー、スープに入れるの?、どんな味かわからんけど、うまそー！！！って感じです。

まあ映画ですから、晩餐のたびにいろんな出来事があって、あの料理は誰が食べるのー？？って毎回気になるくらい、結局完食することがないのが残念。

もとの映画は『恋人たちの食卓』っていうアン･リーがでてる台湾映画で、アメリカでリメイクしたもの。ストーリーはまあいろいろやけど、三女のわがままぶりがすごくて、こんな彼女は絶対いややなーって思うけどかわいさで乗り越えてしまうところがすごい。

最後のお父さんの決断もなかなかやけど、ま、とにもかくにも、料理シーンがお薦めの映画でした。

残念ながら日本では未公開。ケーブルテレビだけで配信されたみたいです。