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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年11月08日 | 見た回数: 1回
前からみたいと思っていたので宿題達成。
だいたい思っていたような映画なので、それなりに満足でした。観賞後の奥さんの「(フダン我々ガアマリ見ナイ種類ノ)きれいな映画だったね」という感想も的を射ているかと。
原題はThe Englishman Who Went Up a Hill But Came Down a Mountainで、ほとんどストーリーも言い尽くされたものなのですが、地図用の測量にきたイギリス人の二人が、ウェールズの片田舎で、皆に「山」として愛されているものを「丘」と断ずるの受け、村の人々が、測量の二人を引き止めて盛り土をして山にしちゃう、というものです(305m以上だと山扱いだそうで、最初の測量の結果では299m強しかないのです。)。
なんとなく実話だと思い込んでいたのですが、どうもフィクションみたい。
イギリスは連合国家で、ウェールズはその連合国家の一つ。だから頻繁に「イギリス人め」というような描写があり、なかなかそれは当たり前でありながら新鮮でした。
* * *
見終わった後、奥さんが「日本には逆の昔話があるよね」というので、しばらく二人でインターネットのにらめっこ。すると「半日村」という昔話が。これは、日照時間の少ない山のふもとの村が、山を削ることで、日が照るようになる、という話なのですが、これを「逆の昔話」と思い出すのが面白いなあと。
ちなみに京都の五山の送り火の「妙法」の山はどうなんだろ、としらべてみると、「妙」は標高133メートル,「法」は標高187メートルと、そんなものらしい。
まあ、日本の山の基準とイギリスの山の基準は違うんで、そんなもんかいな、というくらいのはなしですが。
さらにちなみに通称「大文字山」の如意ヶ岳は465.44mなので、本作に登場する丘はそれなりに高いといえば高く、何度も土を運ぶのは大変そう。
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前からみたいと思っていたので宿題達成。
だいたい思っていたような映画なので、それなりに満足でした。観賞後の奥さんの「(フダン我々ガアマリ見ナイ種類ノ)きれいな映画だったね」という感想も的を射ているかと。
原題はThe Englishman Who Went Up a Hill But Came Down a Mountainで、ほとんどストーリーも言い尽くされたものなのですが、地図用の測量にきたイギリス人の二人が、ウェールズの片田舎で、皆に「山」として愛されているものを「丘」と断ずるの受け、村の人々が、測量の二人を引き止めて盛り土をして山にしちゃう、というものです(305m以上だと山扱いだそうで、最初の測量の結果では299m強しかないのです。)。
なんとなく実話だと思い込んでいたのですが、どうもフィクションみたい。
イギリスは連合国家で、ウェールズはその連合国家の一つ。だから頻繁に「イギリス人め」というような描写があり、なかなかそれは当たり前でありながら新鮮でした。
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見終わった後、奥さんが「日本には逆の昔話があるよね」というので、しばらく二人でインターネットのにらめっこ。すると「半日村」という昔話が。これは、日照時間の少ない山のふもとの村が、山を削ることで、日が照るようになる、という話なのですが、これを「逆の昔話」と思い出すのが面白いなあと。
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ちなみに京都の五山の送り火の「妙法」の山はどうなんだろ、としらべてみると、「妙」は標高133メートル,「法」は標高187メートルと、そんなものらしい。
まあ、日本の山の基準とイギリスの山の基準は違うんで、そんなもんかいな、というくらいのはなしですが。
さらにちなみに通称「大文字山」の如意ヶ岳は465.44mなので、本作に登場する丘はそれなりに高いといえば高く、何度も土を運ぶのは大変そう。