週の始めは何曜日か

wikipedia より

週の最初が何曜日かについては、万人が認める回答はない。

実態
週が始まる日は日曜日とすることもあり、また月曜日からとするところもある。アメリカ製のカレンダー、ヘブライ語、ポルトガル語、アラビア語、ペルシア語、ベトナム語などは前者、フランス製のカレンダーなどは後者である。イスラム圏では金曜日が公休日になっていて、カレンダーも土曜日から始まるところがある。

曜日の名称から
いくつかの言語では、曜日の名称が、明示的にもしくは暗黙のうちに順序を示している。
ドイツ語では水曜日をMittwoch(ミットヴォッホ、直訳すれば「中間週」)と呼び、この名は日曜日が週の始まりであることを前提としている。ロシア語のсреда(真ん中)も同様であるが、週末と平日は区別され、月曜日を平日の第1日としている。
中国語では、唐の時代に占いの中で日本語と同じ曜日名を使ったが、今は広く日常生活において日曜日を星期日、平日の月曜日?土曜日を星期一?星期六というようになった。中国本土の住民の間では週は月曜日に始まるとの考えも根強いが、香港などの中国語のカレンダーでは、日曜日の後に平日が配列されている。
ベトナム語では月曜日?土曜日を第2?第7を意味する言葉で表している。しかし近年のベトナム語によるカレンダーではヨーロッパ諸国やタイで見られるように日曜日を週末に配しているものが珍しくない。ポルトガルも同様であるが、共に週の起点を示す言葉とは異なる配列である。また、歴史的にベトナムと緊張関係にある中国と対比すると、語源だけでなくカレンダー上の配列の面でも違いを見せている。
スワヒリ語の週の起点は金曜日または土曜日である。

国際標準から
ISO 8601では、月曜日が週の始まりとされ、月曜日〜日曜日を1〜7で表す。
Javaでは、日曜日は零番目とされ、日曜日?土曜日を0〜6で表す。デフォルトでは月曜日が週の始まりだが、任意に変更できる(数値は変わらず、どれが始まりかだけが変わる)。

曜日の起源から
曜日の起源から考えると、プラネタリーアワーは地球に近づく順に進んでいるので、最も遠い土曜日から始まるのが自然である。
「ローマ史」を著したカッシウス・ディオによって紹介されている曜日の順番の起源では、土星を1番目としている。

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