Emacsのdired-toggleで近距離のファイル/ディレクトリに一瞬でアクセス

10年遅れくらいで、Anything中毒になってしまって、ファイルアクセスはみんなAnythingからという感じになっていたのですが、ときどきMacのFinderにいくことがありました。

Anythingは探したいものがばっちりイメージできてる時には、最速のアクセス方法だと思いますが、「どれだっけ?」となっているときには、Finderのように一覧が見えていることが助かる時もあるのです。

で、そういうことならEmacsだったらDiredでしょう?

でも、Diredは、ちょっと大仰だなと思ってたんです。そこにdired-toggleがあることを知りました。packacgeでinstallしたあと、M-x dired-toggleで、使えますが、カレントファイルのディレクトリ階層のファイル一覧をぺろっとポップアップしてくれるんです。キーバインドにもよりますが、ツーストロークでこれが出るのはかなり快適でした。

というわけで、以下設定例。

;; dired-toggle
;; briefのDiredは使わない
(require 'dired-toggle)
(setq-default dired-toggle-window-size 40)
(global-set-key (kbd "C-x C-d") 'dired-toggle)
(define-key dired-toggle-mode-map (kbd "C-g") 'dired-toggle-action-quit)

;; dired-toggleでは簡易表示
(defadvice dired-toggle (after dired-toggle-advice activate)
 "Into dired-hide-details-mode."
 (dired-hide-details-mode t))
(defadvice dired-toggle-action-quit (before dired-toggle-action-quit-advice activate)
 "Do not leave dired-hide-details-mode."
 (when dired-hide-details-mode (dired-hide-details-mode -1))
 (kill-buffer dired-toggle-buffer-name))

140718

これけっこう便利かなと思っていたのですが、やめてしまいました。以前から、C-x dC-x C-dの使い分けが身につかず、混乱していたのですが、その混乱がなかなかおさまらなかったのですね。

ので、いまでは、

(global-set-key (kbd "C-x C-d") (lambda () (interactive) (find-file default-directory)))

としてしまって、diredにいくようにしてしまいました。

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