短いカット、畳み掛けるような台詞の掛け合い。物語は超高速で進行する。
しかし、セリフに無駄がなく、単純な物語構造も相まって、内容には十分ついていける。
むしろ、テンポよく進むストーリーは小気味良い。退屈さを感じさせない。
役者の好演も目を引く。
主演のニコール・キッドマンは、高い社会的地位を手にしたバリバリのキャリアウーマン。
だが、ジェンダーレスのカリカチュア(男性化したマッチョなエリート女)には堕してはいない。十分に人間的で、観客が感情移入できるキャラクターとなっている。
脇役も悪くない。
凡庸だが性根の優しい夫、馬鹿な男、機知に富んだ女性、差別的でない程度に戯画化されたゲイ。
また、尺を90分と短くしたのも賢明だったと思う。
性差別(とそれに関する物語上の秘密)のワンイシューだけで2時間引っ張るのは無理がある。
もし、尺稼ぎをして2時間映画に仕立てたら、観客は飽いてしまうに違いない。
ところで、本作のテーマが女性蔑視のワンイシューだと書いてしまったが、本当は違う。
念仏のようにジェンダーフリーを唱える、イデオロギッシュな作品と観る者に思わせつつ、最後にハリウッド的どんでん返しがある。
ここには書かないよ。観てね。
ステップフォード・ワイフ [DVD]
¥1,937 ¥1,937 税込
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | フランク・オズ, ニコール・キッドマン, ベット・ミドラー, グレン・クローズ, マシュー・ブロデリック, フェイス・ヒル, クリストファー・ウォーケン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 33 分 |
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商品の説明
★「ドリームワークス ライブアクション」の傑作&名作がパラマウントからリリース!! この街(ステップフォード)の妻たちには、秘密がある…。 敏腕女性TVプロデューサーとして輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナは、ある事件の責任をとって辞職に追い込まれてしまう。 失意のジョアンナを気遣い、夫ウォルターは新たな土地で再起を図ろうと、家族でステップフォードという美しい街へと引っ越してきた。 ウォルターは街の中心的組織である紳士クラブから大歓迎を受けご満悦。 一方、婦人たちの集会に顔を出したジョアンナは、彼女たちが一様に明るく、夫に忠実で貞淑な女性ばかりなことに異様な居心地の悪さを感じる…。 美しく整備された郊外住宅地の“完璧な”暮らしの裏に潜むある秘密とは!? ニコール・キッドマンを筆頭に、クリストファー・ウォーケン、ベット・ミドラー、グレン・クローズらアカデミー賞®スターが勢ぞろい! さらにグラミー賞歌手フェイス・ヒルも映画初出演! 特 典 (約66分) ■ 監督オーディオコメンタリー ■ メイキング・オブ「ステップフォード・ワイフ」 ■ ステップフォードとは何か ■ ステップフォードのクリエイター ■ ステップフォードの妻たち ■ ステップフォードの夫たち ■ 未使用シーン ■ ギャグ・リール ■ 予告編集 オリジナルティーザー オリジナル予告編
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988113759465
- 監督 : フランク・オズ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 33 分
- 発売日 : 2009/4/10
- 出演 : グレン・クローズ, クリストファー・ウォーケン, マシュー・ブロデリック, ニコール・キッドマン, ベット・ミドラー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- ASIN : B001RN8W5Y
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 236,030位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,756位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 23,831位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月12日に日本でレビュー済み
2019年10月20日に日本でレビュー済み
この映画、少し前(2004年)に作られた映画ですが、
今観ても見る人の立場によって感想が変わるかなり興味深い映画なのではないでしょうか。
結局のところ、モノガミー(一夫一妻制)の限界、というのがテーマなのではと私は思いました。
男女関係、夫婦関係、同性愛関係でも、何らかしらの深い結びつきが生まれればそこに必ずパワー(権力)の差が生じます。
セックス、経済的な差、そういうものが混ざり合った複雑で微妙なバランスの上に近代の婚姻関係は成り立っています。
その婚姻関係の中で起こる危機を、この映画のプロットでは最終的にあくまでも前向きに、
いわゆる「愛情」という希望を持って主人公夫婦は乗り越えようとするところで終わりますが...果たしてそううまくいくものでしょうか?結婚という一対一の関係と、その限界。時代が変わっても混沌としている現実に直面している人にとっては、この物語はあまりにも楽観的に、生易しく映るかもしれません。けれども同時に私たちが囚われている現実について深く考えさせるという側面もあると思います。
今観ても見る人の立場によって感想が変わるかなり興味深い映画なのではないでしょうか。
結局のところ、モノガミー(一夫一妻制)の限界、というのがテーマなのではと私は思いました。
男女関係、夫婦関係、同性愛関係でも、何らかしらの深い結びつきが生まれればそこに必ずパワー(権力)の差が生じます。
セックス、経済的な差、そういうものが混ざり合った複雑で微妙なバランスの上に近代の婚姻関係は成り立っています。
その婚姻関係の中で起こる危機を、この映画のプロットでは最終的にあくまでも前向きに、
いわゆる「愛情」という希望を持って主人公夫婦は乗り越えようとするところで終わりますが...果たしてそううまくいくものでしょうか?結婚という一対一の関係と、その限界。時代が変わっても混沌としている現実に直面している人にとっては、この物語はあまりにも楽観的に、生易しく映るかもしれません。けれども同時に私たちが囚われている現実について深く考えさせるという側面もあると思います。
2009年2月1日に日本でレビュー済み
試写会で見て、その後DVDを購入しました。
こちらでの評価は分かれるようですが個人的にはかなり気にいってます。
もう何回も見ました!
レンタルではホラーとかミステリーのコーナーに置かれていることもあるけど
ブラックコメディとかそっちかなという気がします。
現実の世界では
今でもこういう女性像を求めている男性は多いのではないか
いやむしろ増えてるのではないかとか
女性が経済力を持つと離婚にいたるケースも多い中
それでも家庭生活を上手くやっていくにはどうしたらいいんだろうとか
そんなことをぼんやりと考えさせられます。
見方によっては軽い内容ではないような。
仕事ができれば男女関係なくトップになれる土壌のアメリカと
なかなかそうもいかない日本ではインパクトは違うかも。
人間のジレンマが感じられるいい作品だと思います!
こちらでの評価は分かれるようですが個人的にはかなり気にいってます。
もう何回も見ました!
レンタルではホラーとかミステリーのコーナーに置かれていることもあるけど
ブラックコメディとかそっちかなという気がします。
現実の世界では
今でもこういう女性像を求めている男性は多いのではないか
いやむしろ増えてるのではないかとか
女性が経済力を持つと離婚にいたるケースも多い中
それでも家庭生活を上手くやっていくにはどうしたらいいんだろうとか
そんなことをぼんやりと考えさせられます。
見方によっては軽い内容ではないような。
仕事ができれば男女関係なくトップになれる土壌のアメリカと
なかなかそうもいかない日本ではインパクトは違うかも。
人間のジレンマが感じられるいい作品だと思います!
2019年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はともあれ、ニコールキッドマン好きにはたまらない画です。
ほかの方のレビューにもありましたが、まさにバービー人形の服装のところは見もの!
ほかの方のレビューにもありましたが、まさにバービー人形の服装のところは見もの!
2005年8月15日に日本でレビュー済み
いつの時代にも男性はしとやかで自分の思い通りになる妻を求めるらしい。しかし時代はそうは行かなくなっている。女性管理職が増え、女性のCEO就任が発表されてもさほど驚かなくなった。そんな女性を妻にした男性達は「背中を押した」などと新聞などには「応援する夫」の像として書かれることが多いが、本音はどうなのだろう。この映画の面白さは、最後の最後に実は女性自身もハンサムで紳士でだれからも尊敬されるそんな男性をパートナーにしたいという願望を持っているのだ、ということがわかるというところだと思う。過去の時代の夫婦関係と現代社会の構造のなかでの夫婦関係をを見事に皮肉った作品である。
2005年7月25日に日本でレビュー済み
原作などはわかりませんが、内容は難しく考えずに、素直に二コールの美しさの素晴らしさを堪能して欲しいです。
2020年7月9日に日本でレビュー済み
途中から怒りまくりで眉間にシワがずっとよってました。文句あんなら結婚すんなよ。一生ダッチワイフとやってろ。
腹立つ。以上。
腹立つ。以上。
2020年3月5日に日本でレビュー済み
見ていて背筋が寒くなるような作品だった。
ロボトミーの技術の説明についてはお粗末で、短時間に髪の毛をどうやって伸ばすのかとか、女性のスタイルをどうやって変えているのかについては一切不明でつじつまが合わない部分が多数あった。おそらく人体の一部を人工物に変えているということだろうけれども。
それでも世界観自体はものすごく怖い。夫にかしずくことしか能がなさそうなブロンド妻が、元は連邦判事や航空会社のCEOといった才女だったというところが衝撃的だった。
そして夫たちは、才能ある妻たちの良きサポーターでありたいと思って彼女たちと結婚をしたのに、実際には自分を男として立ててくれない女に潜在的な不満を持っていて、環境さえ許せばすぐにでも男尊女卑的な思想に染まってしまう。
夫のウォルターはすごくリベラルで妻想いの素晴らしい夫だったのに、ステップフォードにきてすぐに妻が感じた違和感を全然感じることができない。なぜなら、そこは男にとっての楽園だから。ウォルターほどのリベラルな男性でさえ、ステップフォードに来ると妻を性奴隷のように扱うことに全く違和感を覚えない。
看守役と囚人役に被験者たちを振り分ける実験のことを思い出していた。
そして、ラストもすごく示唆的だった。実際、女性にとっての幸せというのはこういうものではないと言い切ることはできるのだろうか。女性らしく着飾り夫に愛されるというのは、日本ではおなじみのVERYが提唱する女の幸せではないのか。男尊女卑的な世界観が一般的に浸透している日本では、ステップフォード・ワイフにあこがれる日本女性も多いだろうと思う。
クレアが作った夢の世界であるステップフォードは、女性たちにとっての理想郷でもあるとも実際言えてしまうのが怖い。実際、何にも悩まずに着飾って素敵なお家に住み夫から女として求められて愛されるという生活は脳がどんどん退化していくけれども、すごくラクだと思う。
そういうラクさを一度でも覚えてしまったら、そこから抜け出すのは女たちにとっても難しいのではないかと思う。
そういう意味で、背筋が寒くなるほど怖い映画だった。
ロボトミーの技術の説明についてはお粗末で、短時間に髪の毛をどうやって伸ばすのかとか、女性のスタイルをどうやって変えているのかについては一切不明でつじつまが合わない部分が多数あった。おそらく人体の一部を人工物に変えているということだろうけれども。
それでも世界観自体はものすごく怖い。夫にかしずくことしか能がなさそうなブロンド妻が、元は連邦判事や航空会社のCEOといった才女だったというところが衝撃的だった。
そして夫たちは、才能ある妻たちの良きサポーターでありたいと思って彼女たちと結婚をしたのに、実際には自分を男として立ててくれない女に潜在的な不満を持っていて、環境さえ許せばすぐにでも男尊女卑的な思想に染まってしまう。
夫のウォルターはすごくリベラルで妻想いの素晴らしい夫だったのに、ステップフォードにきてすぐに妻が感じた違和感を全然感じることができない。なぜなら、そこは男にとっての楽園だから。ウォルターほどのリベラルな男性でさえ、ステップフォードに来ると妻を性奴隷のように扱うことに全く違和感を覚えない。
看守役と囚人役に被験者たちを振り分ける実験のことを思い出していた。
そして、ラストもすごく示唆的だった。実際、女性にとっての幸せというのはこういうものではないと言い切ることはできるのだろうか。女性らしく着飾り夫に愛されるというのは、日本ではおなじみのVERYが提唱する女の幸せではないのか。男尊女卑的な世界観が一般的に浸透している日本では、ステップフォード・ワイフにあこがれる日本女性も多いだろうと思う。
クレアが作った夢の世界であるステップフォードは、女性たちにとっての理想郷でもあるとも実際言えてしまうのが怖い。実際、何にも悩まずに着飾って素敵なお家に住み夫から女として求められて愛されるという生活は脳がどんどん退化していくけれども、すごくラクだと思う。
そういうラクさを一度でも覚えてしまったら、そこから抜け出すのは女たちにとっても難しいのではないかと思う。
そういう意味で、背筋が寒くなるほど怖い映画だった。
他の国からのトップレビュー

Evelyn Toseland
5つ星のうち5.0
Even better than the original.
2023年5月8日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Having seen the original decades ago, I watched this out of sheer curiosity on network TV- and the recording cut off the ending! Well, I had to immediately buy it, nd the new ending was worth it, far more satisfying than the original.

miss p davies
5つ星のうち4.0
Good stuff like the dvd!
2023年6月30日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Not alot

arturo guzman
5つ星のうち5.0
i love it , thank you guys , love the little note too
2023年6月13日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
perfect delivery , no problems thanks a bunch guys

Christie
5つ星のうち5.0
This was actually amazing!
2013年6月12日に英国でレビュー済みAmazonで購入
So I bought this DVD since it had been recommended by another DVD that I had recently bought, I watched it with my best friend the other day and we thought it was amazing! It might not be as good as the original or the book but what remake is? Nicole Kidman played an amazing character and so did Christopher Walken, he face it a creepy edge as he does most of his movies. Anyway, recommended buy and a good price as I have seen loads that are more expensive.

Simon Smith
5つ星のうち4.0
A film to divide
2007年10月18日に英国でレビュー済みAmazonで購入
It's strange how this film divides people into a love or hate relationship with this movie. I have to say I'm one of the few in the middle veering more to the love side of things.
This may be due to the fact I have not seen the original or read the book. I took this film at its face value. It's look at today's society is actually quite darkly humorous and I think the premise itself is probably more important now than it was 30 years ago. Look at the celebrities today and then the wives in this film - hardly a difference!
Nicole Kidman is funny and interesting to watch especially when she's not glammed up and Bette Midler steals the show for me with her outbursts and general prancing around. Glenn Close also stands out for me with her tragic character.
I suppose a lot of people don't like films 2000-Hollywoodized where everything is just that bit lighter but for me its all about the hidden depth. Yes the film could have been darker and eerier and really gotten into facet of Stepford but it does just fine as it is - light humour, light satire and a good film to watch.
This may be due to the fact I have not seen the original or read the book. I took this film at its face value. It's look at today's society is actually quite darkly humorous and I think the premise itself is probably more important now than it was 30 years ago. Look at the celebrities today and then the wives in this film - hardly a difference!
Nicole Kidman is funny and interesting to watch especially when she's not glammed up and Bette Midler steals the show for me with her outbursts and general prancing around. Glenn Close also stands out for me with her tragic character.
I suppose a lot of people don't like films 2000-Hollywoodized where everything is just that bit lighter but for me its all about the hidden depth. Yes the film could have been darker and eerier and really gotten into facet of Stepford but it does just fine as it is - light humour, light satire and a good film to watch.