老後や今後の将来を考えると悲観的になるのは人間の本能です。
しかし、戸田選手をはじめとした大正生まれの大学生達は、それすらも許されなかった。
この一瞬にかけて、懸命に今を生きる。鬼塚ちひろのエンディングテーマ曲にもあるように、彼らは懸命に生きた「蛍」だったんだと思った。これは過去に日本で起きた紛れもない事実。
恋をし、結婚して子供の顔も見ぬままこの世を去る。青春かなと思った時にはこの世にはいない。
将来のことを考えて不安になれるなんて、平和である証。自分はなんと贅沢な時代に生きているんだと感謝するようになった。
召集され、自分の命があと数年もないと宣告されたらどう生きるだろう。想像もできない時代を生きて、今を築き上げた方々に感謝するほかない。
ラストゲーム 最後の早慶戦 (通常版) [DVD]
¥2,980 ¥2,980 税込
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | 渡辺大, 原田佳奈, 和田光司, 中村俊太, 柄本明, 片山享, 柄本佑, 脇崎智史, 神山征二郎, 古田求 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 36 分 |
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988013734449
- 監督 : 神山征二郎
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 36 分
- 発売日 : 2009/2/27
- 出演 : 渡辺大, 柄本佑, 和田光司, 脇崎智史, 片山享
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B001LRLC4O
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 113,900位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月13日に日本でレビュー済み
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『ラストゲーム最後の早慶戦』
もっと、試合の尺が長ければ良かったと感じました。
当時の選手の気持ちが凄く分かる映画。
戦争で全てを奪われたような気持ちになりました。
学生たちはどんな気持ちで戦争に向かったのだろう?
考えるだけでも心が痛い。
もっと、試合の尺が長ければ良かったと感じました。
当時の選手の気持ちが凄く分かる映画。
戦争で全てを奪われたような気持ちになりました。
学生たちはどんな気持ちで戦争に向かったのだろう?
考えるだけでも心が痛い。
2017年8月15日に日本でレビュー済み
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きらびやかな応援と、プロ注目の好選手。
そんな早慶戦の歴史の暗部を見ながら、
学生スポーツの在り方や平和について考えさせる作品
何より、母校に対する愛着が深まります(Kサイドです)
そんな早慶戦の歴史の暗部を見ながら、
学生スポーツの在り方や平和について考えさせる作品
何より、母校に対する愛着が深まります(Kサイドです)
2022年3月4日に日本でレビュー済み
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旦那さんが、映画やっている時に、見に行ってないので、見たいので、注文してと頼まれた。
セウケイセンが好き、野球が好きだから、とても喜んでました。
セウケイセンが好き、野球が好きだから、とても喜んでました。
2021年10月12日に日本でレビュー済み
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特に野球は好きではないのですが、塾員の一人として最後の早慶戦というタイトルに魅かれて見ました。全体的に早稲田の方のエピソードが中心であり少々物足りない感がありましたが、当時の状況をよく表している良い映画だと思います。また早稲田と慶應の学風の違いもなんとなくわかる映画だったと思います。慶應は何ごとに置いても格式ばったことはあまりしないある意味フランクな所があり塾長が塾生と一緒に観戦していたところなどがよくそこを表しているかと思います。また将来のある若い人々が短い命しか生きることが出来なかった戦争時代を思いはせる時、深い悲しみにかられます。都の西北や若き血の場面は深く胸に沁み込みました。戦争は二度とあってはならないことは大前提として、今の若い人には周りに左右されず自分が本当にしたいことを精一杯して欲しいと思いました。こうした戦争時代に生まれた若者は本当に気の毒でしたが、こういう映画を通して短いながらも彼らはそれでも1日1日を精一杯生きたのではないのかなとも思いました。そういう早逝した若者たちにマルクス・アウレリウスの『自省録』の第2巻の14節をおくりたいと思います。そこには「人は何千年何万年生きるとしても現在生きている生涯以外何ものも失うものはない。従って最も長い一生も最も短い一生と同じことである(略)最も長命の者も最も早死する者も失うものは同じであるということ。なぜならば人が失うるものは現在だけなのである(略)」これは私のとても好きな言葉であり戦争で早逝した彼らにも心から贈りたい言葉です。そして今度は戦争時代でない平和な時代に生まれてまた自分の人生を謳歌してもらいたいと痛切に思いました。
2017年12月25日に日本でレビュー済み
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大学でこの映画の上映会があったのですが、学生時代に見ておけば良かったと後悔するくらい感動しました。あとネタバレになってしまうのですが大学のクラブで私が卒業した学年だけ送別会も寄せ書きも無かったのですが、本当に最後のシーンで「そんな贅沢は言っちゃいけないよね」と思いました。(製作者がそれを意図して作ったのかは分かりませんが)
2021年8月21日に日本でレビュー済み
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最後の早慶戦についての映画は、「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」という傑作があり、本作品は正直、ものたりないし、平成の世相を反映したような薄味の印象。ただ、「完全生産限定版」には、特典ドキュメンタリー(TV特番)が付いており、慶應OBの松尾俊治さんら当時の選手らのインタビューが見られる。これには価値がある。この特典のために買う価値がある。
2017年10月13日に日本でレビュー済み
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タイトルがタイトルだけに野球好きの方が観そうなものですが、野球メインの見方をするとやや物足りないかもしれません。
戦時中の大学野球を舞台とした反戦映画、という見方をするとよいでしょう。
戦時下にようやくこぎつけた早稲田対慶応の野球試合。
結果、早稲田のワンサイドゲームの圧勝。
その試合内容が、まさに当時置かれていた戦中の日本と米軍の構図のよう。
野球の試合も戦争も、勝負ごとには勝者と敗者が生まれます。
早慶戦の場合は、試合後エール交換ならぬ校歌(?)交換で相手の健闘を讃えあいました。
一方で、戦争はどうでしょう。
校歌交換の美しさの余韻から実際の戦争記録映像へと向かうラストは、戦争の凄惨さを一層際立たせた見事な演出です。
戦時中の大学野球を舞台とした反戦映画、という見方をするとよいでしょう。
戦時下にようやくこぎつけた早稲田対慶応の野球試合。
結果、早稲田のワンサイドゲームの圧勝。
その試合内容が、まさに当時置かれていた戦中の日本と米軍の構図のよう。
野球の試合も戦争も、勝負ごとには勝者と敗者が生まれます。
早慶戦の場合は、試合後エール交換ならぬ校歌(?)交換で相手の健闘を讃えあいました。
一方で、戦争はどうでしょう。
校歌交換の美しさの余韻から実際の戦争記録映像へと向かうラストは、戦争の凄惨さを一層際立たせた見事な演出です。