●第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
●ゴールデングローブ賞ドラマ部門 主演女優賞ノミネート
●英国アカデミー賞 英国作品賞、監督賞、主演女優賞ノミネート
母親に異常なまでの悪意と執着心を持つ息子と、彼に戸惑うその母が行きつく先とは──
深淵な親子の関係を描いたエモーショナル・サスペンス
■映像特典■
エズラ・ミラー来日インタビュー
作品を語る(スタッフ・キャストインタビュー)
オリジナル劇場予告
日本版劇場予告
★合計35分を超える豪華映像特典収録!
■ストーリー■
自由奔放に生きてきた作家のエヴァは、キャリアの途中で子供を授かった。
ケヴィンと名付けられたその息子は、なぜか幼い頃から母親のエヴァにだけ反抗を繰り返し、心を開こうとしない。
やがてケヴィンは、美しく、賢い、完璧な息子へと成長する。
しかしその裏で、母への反抗心は少しも治まることはなかった。
そして悪魔のような息子は、遂にエヴァのすべてを破壊する事件を起こす―――
「事件の日、本当は何が起こったのか」―――
全てが明らかになった時、ケヴィンが本当に求めていたものが、切ない衝撃となって胸を刺す。
●原題:『WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN』
●監督: リン・ラムジー
●出演: ティルダ・スウィントン、ジョン・C・ライリー、エズラ・ミラー
●音楽:ジョニー・グリーンウッド
◆「映画化が困難」といわれてきた英国ベストセラー小説ついに映画化!
原作は英国女性作家文学賞最高峰のオレンジ賞を受賞した、ライオネル・シュライバーのベストセラ―小説。
衝撃的な内容かつ400ページを超える長編で、「映画化は困難」と言われ続けてきた問題作が、ついに映画化!
◆圧倒的な映像表現と運命的なキャスティング
主演は「フィクサー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、今作はキャリア・ベストと世界中の映画賞で絶賛されたティルダ・スウィントン。
悪魔のような息子ケヴィンを、残酷なまでの美しさで演じたのは新星エズラ・ミラー。
そしてリン・ラムジー監督特有の、ストイックで繊細な映像表現と、過去と現在を交錯させ「事件の日」へ向かうサスペンスフルな構成が、見る者を謎と恐怖へ引き込む。
また、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによる音楽が加わり、途絶えることのない緊張感が作品を覆っている。
◆話題が話題を呼びロングラン上映決定!
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