ディズニー公式アパレルの新作デザイン

マン・オン・ワイヤー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

5つ星のうち4.6 14個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 1枚組
¥188
DVD スペシャルエディション
¥1,365
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ フィリップ・プティ
言語 英語
稼働時間 1 時間 35 分
ディスク枚数 2

商品の説明

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、全世界の映画賞50冠以上に輝く!
夢を追いかける人全てに、生きる勇気と元気を与えてくれる、今年最高の感動ドキュメンタリー。

1974年8月7日朝、ニューヨークのワールド・トレード・センター。そのツインタワーを綱渡りで渡ろうとしたフランスの大道芸人がいた。
彼の名はフィリップ・プティ。高さ411m・地上110階という巨大な2つの建物の間にワイヤー(綱)を渡してその上を歩くのだ。命綱はない。彼は、なぜこんな危険をおかすのか?
実は、このフィリップ・プティ、ツインタワーが建設されることを知った6年も前から「あのタワーの間で綱渡りをしたい。」という夢を持っていたのだ。しかし、ツインタワーの警備は厳重だ。その上、距離にして42mも離れた両タワーの間に200kgの鋼鉄のワイヤーを渡さなくてはならない。
計画を成功させるため、ヘリコプターからの空撮、新聞記者を装っての侵入、あるいはビルの中にスパイを送り込む…その様子はまるで銀行強盗さながらでもあった。
また、仲間の裏切りなど予想外のアクシデントもプティたちの行く手を阻む。果たして、彼らは綱渡りを成功させることができるのだろうか?
驚愕と感動の傑作ドキュメンタリー!

Disc1:本編+予告編(日本版/イギリス版)
Disc2:特典映像集・アニメ『綱渡りの男』(The man who walk to between the towers)
声:ジェイク・ギレンホール(「ブローク・バック・マウンテン」)〈10分〉・プティ来日ゲリラパフォーマンス〈28分〉・プティ来日記者会見〈5分〉

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.8 x 13.8 x 1.6 cm; 140.61 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215038621
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 35 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/12/19
  • 出演 ‏ : ‎ フィリップ・プティ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • ASIN ‏ : ‎ B002S8BNUI
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.6 14個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2016年8月18日に日本でレビュー済み
    1974年にワールド・トレード・センター(WTC)のツインタワー間での綱渡りを
    当時25歳だったフランスの大道芸人のフィリップ・プティとその中まで達成した、挑戦の記録

    このドキュメンタリー映画は、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞をはじめとする
    数々の賞を受賞し、映画レイティングの大手であるロッテントマトでもTOP100に入る好評化を得ている。

    このドキュメンタリーの題材となったチャレンジは
    本作のみならず、2008年には絵本綱渡りの男 (FOR YOU 絵本コレクション「Y.A.」)
    2015年にはロバート・ゼメキス監督作ザ・ウォーク(初回生産限定) [Blu-ray]で
    題材となってます。

    出来事から30年も経過して、再びこの題材が取り上げられたのは
    無許可の、非合法のチャレンジだったことが大きいと思います。

    チャレンジ当時も称賛の声はあったと思いますが
    入館証を偽装したり、組織ぐるみでこれらのチャレンジをしたことで
    表立って商品化などは難しかったのかと思います。

    30年以上、経過したからこそいろんなことが時効になったり
    関連する部署の組織変更などでやっと商品化出来るようになったのかと思います。

    このWTCでの綱渡りが人々を魅了して止まないのは
    ”命を懸けて”のチャレンジだっただけではなく
    無許可の、非合法のチャレンジだったからではないか、と個人的には思います。

    プティはWTCの綱渡りは「権威への抵抗」と言っていたそうですが
    禁止されていることを敢えてやる、法律を破る、といった部分も
    人々が望む、”冒険” という意味に含まれている気がします。

    このチャレンジが、関係各所に正式に手続きをつけて行われたものであったなら
    これほど、大きく人々を魅了しなかったかと思います。

    本作品にしろ、絵本にしろ、ロバート・ゼメキス監督の映画にせよ
    このWTCの綱渡りを賞賛し、間接的にはこの犯罪を容認し、奨励していると言ってもいい。

    これは社会として矛盾した振る舞いではあるけれども
    人間の本質を示している気がしてます。

    ”社会秩序のために、ルールを守るように人々に求めながらも
    それらを飛び越えてくる若者に期待を感じる、応援したくなる” といった気持ちでしょう。

    例えば、私は子供の頃、柵を登ったり、工事現場に入って遊ぶなど
    冒険をしてましたが、大人になると、
    子供がそんなところで遊ぶのは反対ですし立ち入らせたくない。

    子ども自身の安全というのもありますが
    事故があれば、施設関係者にも迷惑がかかります。

    それでは、そういった事故がないような環境に全てなればいいのか?
    そういった危険な冒険をしないような子供になってもらいたいのか?
    と考えると、全くそうではなく
    禁止しても、リスクがあっても、好奇心が勝ってチャレンジするような
    そんな子供に育って欲しいと思ってしまう。

    社会的な規律という点では、決して褒められた "偉業" ではないですし
    実際に彼らも、社会的にこのことを成功としての報酬を得られたわけではない。

    しかしながら、それでもこの種の冒険を
    人々は渇望し、魅了するのだと思います。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年2月19日に日本でレビュー済み
    この映画は、フィリップ・プティさんという綱渡り師のドキュメンタリー。

    今は無きワールド・トレード・センターのツインタワーの間にワイヤーをかけて渡るまでの、

    彼と協力者たちの紆余曲折を、

    インタビューと再現VTRそして実際に当時撮られた映像をミックスして描いています。

    フィリップ・プティさんという人の魅力と吸引力で、引き込まれてしまいました。

    すごい子供みたいだし、自分勝手だし、不可解なほどの情熱なんだけど、

    話しているのを聞いているだけで、ものすごく惹かれてしまいました。

    インタビューとかしゃべっているのをずっと見ていたい感じ。

    あんな大がかりで命がけの違法行為を手伝ってしまう気持ちもわかる。

    けど、好きな人にはあんなことしてほしくないし、手伝いたくもないし。複雑。。。

    最終目標であるWTCの成功シーンが、実際の写真を使っての静止画でしかないのが逆に印象的です。
    15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2010年3月29日に日本でレビュー済み
    刺激がないとやっていけない人というのがいて、厄介である。刺激といっても大から小まであるのだが、犯罪に手をそめてまで、あるいは自分の生命をリスクにかけてまで、強烈な刺激を求め続ける・・というのは、ある種の精神病質的な部分があると思われる。精神疾患と精神病質は違う。精神病質のほうは、見た目はまったく普通の人間に見える(普通以上に優秀で、才能があって、魅力的な人物に見える)のだが、脳波を測定すると、ヒトとは思えないような波形を記録するらしい。

    精神病質(サイコパス)であること自体は、遺伝的なものであり本人が選択できる余地はなく、必ずしも悪いことをするわけではないが、本人は自分のそういう傾向をコントロールできず、自分の社会的、あるいは身体的な生命を危険に曝し続け、周囲の人々もその情熱に巻き込まれて、ケースによっては相当なダメージを被る・・という。こういう人が人口中に一定数、存在しているらしいから、みなさんも振り回されたり、むしられたり、消耗させられたりしないように気をつけましょう。

    この映画の主人公もそういう「ひそかな情熱」を持って生まれてきたひとりらしい(主人公が精神病質だとは断言していないですからね。念のため)。ありあまる才能とエネルギーをもつ大道芸人で綱渡り師のフィリップ。映画は彼が犯した犯罪をめぐる複数の関係者の告白記である。

    この映画のラストのラスト、主人公のモノローグだが、うろ覚えだけど、「刺激がないとやっていけない、刺激が失われれば反骨の精神は失われる・・」とかなんとか、彼の中では、自分がやっていること(綱渡り師としての野心を満たしたいために、何人もの人を一緒に犯罪に巻き込んだこと)は完全に正当化されているのだなぁとあっけにとられてしまった。ま、フィリップ的には捕まっても司法取引で、子供の前で大道芸を披露するだけで放免になったから全然オッケーなんでしょうけどね。

    共犯者(フィリップと共にビルにワイアーを設営した一味)のひとりは国外追放にされ、フィリップの理解者であった妻とはこの壮大な計画を完遂したあとで、どういうわけか愛が破たんし(別れようと思った彼女の気持ちもなんとなくわかるような・・)。私の感想はあまりにもネガティブ過ぎるのかもしれないが、正直この映画を見て「こんな勝手な男やっていけん!」と思った。これはいけん。フィリップが才気溢れる魅力ある人物であるのは分かるが(若いころは可愛いのに年をとるとそうでもなくなるのが残念・・)、あまりにも身勝手すぎ。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2018年10月10日に日本でレビュー済み
    「僕の見方ではまさに米国的だ。短絡的質問だよ。
     壮大で謎めいた出来事に理由を問う実利性。
     理由が無いからすばらしいのに」

    「僕にとっては単純なことだ。
     人生はエッジをあるいてこそ価値がある。
     反骨精神を持たねば。
     社会の規則に慣らされることを拒み、
     出世を拒み、繰り返しを拒む。
     日々すべての発想を真の挑戦と受け止める。
     そうすれば人生は綱渡りになる。」
  • 2017年6月3日に日本でレビュー済み
    これは凄い。フィリップ・プティって、『ゆきゆきて、神軍』の奥崎謙三みたいなものだな。
    しかし、事件から24年間、映画にならなかったたというのは。奥崎とは違って、プティが本当にヒーローになってしまったからなのだろう。

    芸術ドキュメンタリー&犯罪ドキュメンタリーの傑作。宮城公博「外道クライマー」に描かれている、那智の滝を登ろうとした事件も、映画にして欲しいな。

    間際になって現れたアメリカ人の協力者2名の人選が、相当になげやりで(フィリップ・プティの幼馴染の、当初からの協力者は、「彼らの印象はいかにもルーザーだった」と辛辣に言っている)。そのうちの一人は、屋上でワイヤーを引く作業の途中で、疲れたと言って、帰ってしまう。このあたり、まさに犯罪ならでは。言語の壁で、言葉さえ通じない二人でコンビの仕事をさせてというのも、ユルい犯罪にありがち。
    模型をつくったり、原っぱで予行練習をしたりと、非常に綿密に準備する面もあるのだが。「最終的には、なるようにしかならない」といういい加減な要素と混ざっているのが、面白い。

    アメリカ人協力者の自称ミュージシャンのデブのおっさんの、現在のライブ映像も突然はじまるしさ。いや、この映画最高。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2010年4月30日に日本でレビュー済み
     無謀な綱渡りをして警察に捕まったあと、彼は多くの人から同じ質問を浴びせられます。
     「なぜ、こんなことをしたんだ?」と。
     彼は答えます。「理由なんか、ない。」と。 (それが彼の人生だから。)
     
     一言で言えば、“ロマン”なんですね。
     一見して「アホじゃないか」と思えるような行為も、いざ綱をわたる姿を見ていると、荘厳で神聖ささえ感じられて、たまらなくロマンティックです。 
     月並みな表現ですが、人間が命を掛けて何かに挑戦する姿は、本当に素晴らしいから。

     
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2016年1月20日に日本でレビュー済み
    「ザ・ウォーク」を前に視聴。まさに夢に向かって生きる男の物語。夢とは名声やお金といった結果のためにある物ではない。それは、その独自性とそれに向けられた情熱によって輝きを増し、人間という可能性の素晴らしさを示してくれる物である。さらに、その果てない目標へと向かうために生を緊張させ、充実させる物でもあるのだ。現実味がドンドンなくなっていくケイパー物より、本作の方が遥かに計画と実行のサスペンスにハラハラドキドキさせられる。人の生とは、究極的には地を這って歩くか、遥かなる高みを綱渡りするかの二択なのかもしれない。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2012年2月27日に日本でレビュー済み
    フィリップ・プティのことを初めて知ったのは1974年でした。
    当時、子供だった私が毎月読んでいた大人向けの雑誌。
    届いた雑誌を開くと、フィリップがWTCの間に張ったワイヤーの上で微笑んでいる写真。
    今でもあの時の衝撃を覚えています。
    とんでもない人間がいたものだと子供心に思ったものです。
    この作品を観てフィリップという「非常の人」を再確認できました。
    と、同時に彼を取り巻く人々のこと。
    誰よりも印象的だったのは彼の幼なじみジャン・ルイ。
    フィリップが夢を追い求めるなら、彼はその夢を確実に実現させるため、
    友のためにあらゆることをしてきました。
    彼がフィリップの無謀な「夢」に協力したのは「フィリップを殺したくなかったから」、と
    いう言葉に「普通の人」の持つ最大の優しさを感じました。
    今でも子供のような眼をしたフィリップと、緻密で誠実な表情のジャンの顔。
    この成功が元で壊れてしまった友情を思い、
    「すごい事をしたという事実は・・・消せない」と言って涙するジャン。
    彼の涙はどういう意味だったのでしょうか。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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