恋極星

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監督:AMIY MORI
出演:戸田恵梨香、加藤和樹、若葉竜也
時間:103分
公開:2009年
キャッチコピー:
“さよなら”なら、ちゃんと言ってよ
ジャンル:
恋愛余命胸キュン

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2010年02月23日 | 見た回数: 1回

最初タイトルを見たとき、つい「極星はひとつ天に輝く天帝は南十字星」とのたもうたサウザーを思い出していました。かっこいいなぁ。
さてさて本題。

ハルフウェイ」しかり「星に願いを」しかり。割と純粋な恋愛映画を見ているんですが、いえいえ、こういうのに残念映画が多いからという理由ではないですよ。

いやー、こういう映画の基本形。好きになった男は基本死ぬ運命にあります。そりゃ逃れられませんぜ。なんといっても死神(死でしか涙を誘えない恋愛系邦画)がバックについてますからね。“キャー、恥ずかしー”は、キャッチコピーだけにとどまりません。
元は少女マンガだそうですが、さもありなん。
・幼なじみと小さい頃に結婚の約束を・・・
・急に現れて閉塞した自分を一瞬で変えてしまい・・・
・心を通わせたかと思えば不幸登場・・・
・自分の死に酔いしれる彼、立ち直らせようと頑張る彼女・・・
・何年に一度の大流星群。見れたら奇跡だね・・・

うーん。なんか良くわからないけど照れちゃうな。キャッチコピーからしてそうですもの。で、さーっとネットを回っていたら面白い宣伝文句を見つけましたよ。

「ティア・マイスターたちが若手実力派女優・戸田恵梨香を迎えて贈る白くて淡い、スターダスト・ラブストーリー」

ティア・マイスター。って。

前半はくどいくらいの「ツンデレ映画」でした。そのコロコロ具合がこれまたハイテンポすぎて、あれ?さっきあんなにツンツンしてたのにもう和解?というシーンが多々。おじさんはついて行けなかったのも正直なところです。後半はもう、べったりさんで、“code blue”や“BOSS”と言ったドラマでの彼女のイメージとはかなりかけ離れてますね。まぁ、でも、主役の戸田恵梨香さんは頑張ってたと思います。相手役の男の子は・・・んー。顔のいい役者さんなら誰でもいいかも。
ラストはまぁ、これまたよくある基本形。死後、ビデオテープに残されたメッセージ。うん。王道って感じです。

ということで、こういうのも嫌いじゃないんですが、若干、ここ泣かすとこだから曲も大きめ。とか、こういうシーンおしゃれで素敵でしょ。という意図もちょっと見えちゃって、(体調の問題もあるかもしれませんが)なんか疲れちゃいましたね。もっとプレーンな状態で入り込めたらもうちょっといい印象も得れたかもしれませんが,まぁ、これは特に異論ないでしょう。。