人生の特等席 TROUBLE WITH THE CURVE

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監督:ロバート・ロレンツ
出演:クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン
時間:111分
公開:2012年
キャッチコピー:
スカウトマン、娘1人。
キャリア最後の旅に出る。
ジャンル:
スポーツドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2022年05月28日 | 見た回数: 1回

もっと感動!という心づもりで見始めたのがちょっと悪かったかなー。ただ、頑固一徹な現場主義のおじいちゃんスカウトも、それをずっと一緒に見てきた娘さんもいい目をしていて、データ至上主義な野球に真っ向勝負するあたりがなんとも気持ちがいい。娘と野球してホームラン。打った娘は大喜び。パパは・・・な表情とかところどころいいなぁ。

父との和解映画に関しては対立している「息子」だからこそってのがあるので、そこまで対立・和解という印象はあまり感じなかったんですが、うーん。これも年取ったせいか、娘でも良いじゃないかとは思った。もともと自分自身に当てはめるのが息子目線で見てたからってのがあるんで、もういいおじさんとしては親側の立場から見ていざ、娘だろうが息子だろうがどっちも関係ないんでしょうなー。

とりあえず、悪くはなかったんだけどあと一歩。いつもならエイミー・アダムスがいいキャラなのでそれだけで一個あげちゃうんだろうけど、一旦この評価で。さて、これに対比するかのような「マネー・ボール」も早く見たいな。

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2018年02月17日 | 見た回数: 1回

エイミー・アダムスが視聴理由の7割。クリント・イーストウッドが3割。内容については、ああ、こういう映画あるよねという感じ。

頑固で、不器用な父と、娘の出会い直しの話なんだけど、うーん、いろいろと古式ゆかしき演出で、見ているとちょっともやもやする。

失明の危機にあるベテランスカウトマン、他者に心を開かないキャリアウーマン、将来を嘱望されたが肩を壊したピッチャー……。

まあ、それぞれがぶつかって結果的にそれなりにまとまるのですが、最初にピーナッツ売りのアルバイトが、ピーナッツ袋をほり投げるシーンで、パンチラインが全部見えちゃうんですね。

で、パンチラインが見えることは問題でない映画なんだけど、そういう見え見え感が随所にあって、徐々に心を開いていく父と娘、終わり間際の絶望的展開とか、なんだか、これまでに500回はみたような定石ばっかりなんです。

そういう気分の時に見たらよかったのだし、だいたいそういう映画なのも予想してたから、まあ、僕の問題なんかな。

ところで、原題は、Trouble with the Curve。カーブを打てない打者は作中に出てくるものの、概ね「人生の岐路のひと騒動」くらいなんだけど、まあこの邦題でも悪くないような気がしました。

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