バンデラスってもっとイケイケなラテン野郎なイメージなんだけど、いまいち今作は薄暗くて黄昏感が漂ってますなぁ。

なんか囚われて、状況もわからないけど問い詰められて、バンデラス兄さんがこんなことがあった。あんなことがあった。と述懐を始めて・・・という、タイトルに似合わぬシリアスでちょっといい感じの雰囲気がある始まり方。どことなく「ロックストック〜」を思い出させるような作りでワクワクと見れてたんですが、いかんせんちょっと眠たい。

何度か意識を奪われつつ後半に差し掛かると、なるほど、たしかにビッグバンではありますが・・・というトンデモ科学な設定が出てきて一気に目が覚める。なんじゃこりゃ。
まぁ、それも大筋とはさほど影響はなく終了するんですがね。

まー。話自体はそんなに悪くなかったように思ったんだけど、ちょっと狙い過ぎというかなんというかで乗りきれなかったかなー。したかね。