▼メインメニュー
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年08月17日 | 見た回数: 1回
「ジェイコブズ・ラダー」は、「ヤコブの梯子」。天候の場合だと、雲間からさす一条の光(一つでなくてもいいとは思うけど)このことだったりするが、もとは旧約聖書かなんかだったと思う。天使が使う梯子らしい。
本作における「ジェイコブ」は、主人公(ティム・ロビンス)の名前。ベトナム兵で、三児の父。子供のうちの一人はなんと、あのマコーレ・カルキン。ティム・ロビンスも若くてびっくりです。
ホラーなんで映画部の人は誰もみないとは思うけど、いちおうネタバレ隠しで。
「ラダー」は本作では軍が行った実験麻薬。効果は『シティ・ハンター』のエンジェル・ダストと同じで、戦意高揚して凶暴になるってえもの。
あとラダーにダブルミーニングがあるとしたら、最後、息子に誘われて上る階段か? でも、だったらステアじゃないとおかしいかな。
最初は、この麻薬のフラッシュバックをキーにした映画なのかなと思ったのだけど、見終わってみると、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」だった。
つまり、いままさにベトナムで死にゆく男が、今際の際に家族との関係を後悔しつつも、かわいくて若い女の子といちゃいちゃする願望を叶える、という筋。
「ルル・オン・ザ・ブリッジ」との違いは、死ぬ場所がトイレか、ベトナムかということ。
そうそう、「悪魔の棲む家」のコメントで、ある種のホラーの定番的演出になった「顔をブルブル震わせる」のは、ゼメキスの「TATARI」あたりが最初だったと思う、ってえのは、違うみたい。
「TATARI」は99年だし、本作のメイキングでこの演出を思いついてよかった、みたいなことを言っているので。
JavaScriptが無効になっているため、このサイトの一部の機能について使えないものがあります。サイト設計上、JavaScriptが無効になっていても、必要な情報は得られるよう配慮しておりますが、「JavaScriptがオフになっていることで必要な情報が得られない」という場合はサイト管理者までお問い合わせください。
「ジェイコブズ・ラダー」は、「ヤコブの梯子」。天候の場合だと、雲間からさす一条の光(一つでなくてもいいとは思うけど)このことだったりするが、もとは旧約聖書かなんかだったと思う。天使が使う梯子らしい。
本作における「ジェイコブ」は、主人公(ティム・ロビンス)の名前。ベトナム兵で、三児の父。子供のうちの一人はなんと、あのマコーレ・カルキン。ティム・ロビンスも若くてびっくりです。
ホラーなんで映画部の人は誰もみないとは思うけど、いちおうネタバレ隠しで。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
「ラダー」は本作では軍が行った実験麻薬。効果は『シティ・ハンター』のエンジェル・ダストと同じで、戦意高揚して凶暴になるってえもの。
あとラダーにダブルミーニングがあるとしたら、最後、息子に誘われて上る階段か? でも、だったらステアじゃないとおかしいかな。
最初は、この麻薬のフラッシュバックをキーにした映画なのかなと思ったのだけど、見終わってみると、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」だった。
つまり、いままさにベトナムで死にゆく男が、今際の際に家族との関係を後悔しつつも、かわいくて若い女の子といちゃいちゃする願望を叶える、という筋。
「ルル・オン・ザ・ブリッジ」との違いは、死ぬ場所がトイレか、ベトナムかということ。
隠しテキストはここまでです。
そうそう、「悪魔の棲む家」のコメントで、ある種のホラーの定番的演出になった「顔をブルブル震わせる」のは、ゼメキスの「TATARI」あたりが最初だったと思う、ってえのは、違うみたい。
「TATARI」は99年だし、本作のメイキングでこの演出を思いついてよかった、みたいなことを言っているので。