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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年06月21日 | 見た回数: 1回
デ・ニーロの初監督作品として、また彼の自伝的な映画として有名な本作。昔みたと思うのだけど、全然覚えてなかった。これも残念ながら近所のビデオレンタルにおいていないので、DISCASで視聴。
* * *
きむさんも住んでる街ブロンクス。
けっしてきむさんが住んでるからでなく、けっこう物騒な街として描かれているけれど、この街でこの時代だからこそいた少年と二人の父親の物語。
実の父──デニーロ──は、堅気でマフィアの仕事の誘いがあっても断ってしまう男。稼ぎは少ないが、自分の仕事に信念と誇りを持って生きている。
もう一人の父親は、──チャズ・パルミンテリ──マフィアの偉い人。主人公の少年に危ういところを救われてから、彼に裏の世界のこと、大人の世界のことを教えてくれるようになる。
対照的な二人の父親の狭間で育っていく少年と、人種間の軋轢が今より強い当時の世相を描いた作品で、ちょっと眠いところもあるけど、なかなかよくできていると思う。
最後の台詞「あんたは息子を早く大人にしすぎた」というのは、なかなかいいなあ、と。
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デ・ニーロの初監督作品として、また彼の自伝的な映画として有名な本作。昔みたと思うのだけど、全然覚えてなかった。これも残念ながら近所のビデオレンタルにおいていないので、DISCASで視聴。
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きむさんも住んでる街ブロンクス。
けっしてきむさんが住んでるからでなく、けっこう物騒な街として描かれているけれど、この街でこの時代だからこそいた少年と二人の父親の物語。
実の父──デニーロ──は、堅気でマフィアの仕事の誘いがあっても断ってしまう男。稼ぎは少ないが、自分の仕事に信念と誇りを持って生きている。
もう一人の父親は、──チャズ・パルミンテリ──マフィアの偉い人。主人公の少年に危ういところを救われてから、彼に裏の世界のこと、大人の世界のことを教えてくれるようになる。
対照的な二人の父親の狭間で育っていく少年と、人種間の軋轢が今より強い当時の世相を描いた作品で、ちょっと眠いところもあるけど、なかなかよくできていると思う。
最後の台詞「あんたは息子を早く大人にしすぎた」というのは、なかなかいいなあ、と。