マージン・コール Margin Call

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監督:J・C・チャンダー
出演:ケヴィン・スペイシー、デミ・ムーア、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、ヴザカリー・クイント
時間:106分
公開:2011年
ジャンル:
サスペンスドラマ

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年10月25日 | 見た回数: 1回

いわゆるリーマン・ショック(サブプライムローン問題)をもとに描いた映画。

危機的な状況に陥った投資会社が不良債権を不良債権と知りつつ、一気に売りさばく決断をするまでの一夜を描いているのですが、なんちゅうか、ほとんど顔芸だけですすむのです。

筋としては上述の通り、「不良債権を売り捌くまでの経緯」といえば経緯なんですが、経緯といっても、とくに何の説明もしないのです。つまり、投資マンの葛藤の多寡を描きたかったんでしょう。ある人は落ち込むし、ある人は平気でそれをやっちゃう。

いい役者がそろってやってるので、そういう描き方としてはいい感じだとは思うけど、ちょっと食い足りないというのが正直なところかなー。