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永遠のこどもたち El Orfanato
画像表示切り替え監督: | J.A.バヨナ |
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出演: | ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、マベル・リベラ、ジェラルディン・チャップリン |
時間: | 105分 |
公開: | 2007年 |
キャッチコピー: 愛を信じたら、本物の光が見える。 | |
ジャンル: ホラー、ミステリー、ドラマ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2024年09月16日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年10月14日 | 見た回数: 1回
製作はギレルモ・デル・トロ。らしいといえば、たしかにらしい。
でも、デル・トロ好きのあなた(ベニチオのほうじゃないよ)。別に見なくてもいいです。
ジャケットが良かったんで、長年気になっていたのだけど、子どもモノは、やっぱり評価が難しいのが多いですね。
主な筋立ては、自分が育った孤児院で、自分も孤児院を始めようとする夫婦が、自分たちの養子と一緒に引っ越してくる。で、そこで、養子の彼が行方不明になる。養子といえども深く愛していた彼を捜すために、なにごとをなすのもいとわない母は、この孤児院の不可解な出来事に翻弄される……という感じの話。
以下、見ちゃった人と、見なくていい人用にネタバレ隠しで。
結局、行方不明の彼も、母の過失で死んでるし、母も自殺してしまうって、なんじゃそりゃ。
いや、たしかに孤児院で過去、無念の死を遂げた子どもたちはかわいそうだけど、そんなふうな巻き込み方をしなくてもいいのに。
いや、あれが巻き込み方だとしたら、ラストシーンはさらに納得が行かない。なんで、いじめの果てに、一人の孤児を殺した彼らと、その巻き沿いで我が子──養子だとしても──を殺すようにしむけた彼らを、そのように受け入れるのか。
何のかんのと納得が行かない。
隠しテキストはここまでです。
というわけで、残念評価としてもいいのだけど、映像は綺麗だったし、演出も所々よかったので、まあ、イマイチどまりで。
あれ、前回ボロクソに書いてるけど、今回あんまり悪くなかったな。
娘(19歳)は、最近——といってもこの1年くらいかな——、新しい友達ができたそうで、その子とたいそう映画の趣味があうらしい。あんまり話があう子がいる、というので、それはきっと君にしか見えない友達だ、といじっていたら、こないだ、実物を連れてきた。
さておき、その友達も娘もギレルモ・デル・トロが好きっていう微妙な妙齢の2人。娘に「あなたが本作を見てないのはおかしい」ってんで、なぜか、ぼくも娘と視聴。
でもって、あんまり悪くなかったな、と。
もう一回見ないつもりの映画だったから、ベストスパイスが効いたのかも。