永遠のこどもたち El Orfanato

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監督:J.A.バヨナ
出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、マベル・リベラ、ジェラルディン・チャップリン
時間:105分
公開:2007年
キャッチコピー:
愛を信じたら、本物の光が見える。
ジャンル:
ホラーミステリードラマ

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年10月14日 | 見た回数: 1回

製作はギレルモ・デル・トロ。らしいといえば、たしかにらしい。

でも、デル・トロ好きのあなた(ベニチオのほうじゃないよ)。別に見なくてもいいです。

ジャケットが良かったんで、長年気になっていたのだけど、子どもモノは、やっぱり評価が難しいのが多いですね。

主な筋立ては、自分が育った孤児院で、自分も孤児院を始めようとする夫婦が、自分たちの養子と一緒に引っ越してくる。で、そこで、養子の彼が行方不明になる。養子といえども深く愛していた彼を捜すために、なにごとをなすのもいとわない母は、この孤児院の不可解な出来事に翻弄される……という感じの話。

以下、見ちゃった人と、見なくていい人用にネタバレ隠しで。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

結局、行方不明の彼も、母の過失で死んでるし、母も自殺してしまうって、なんじゃそりゃ。

いや、たしかに孤児院で過去、無念の死を遂げた子どもたちはかわいそうだけど、そんなふうな巻き込み方をしなくてもいいのに。

いや、あれが巻き込み方だとしたら、ラストシーンはさらに納得が行かない。なんで、いじめの果てに、一人の孤児を殺した彼らと、その巻き沿いで我が子──養子だとしても──を殺すようにしむけた彼らを、そのように受け入れるのか。

何のかんのと納得が行かない。

隠しテキストはここまでです。

というわけで、残念評価としてもいいのだけど、映像は綺麗だったし、演出も所々よかったので、まあ、イマイチどまりで。

リンク

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