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スリーデイズ The Next Three Days
画像表示切り替え監督: | ポール・ハギス |
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出演: | ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、リーアム・ニーソン |
時間: | 134分 |
公開: | 2011年 |
ジャンル: サスペンス、犯罪、リメイク、ドラマ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年10月02日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年09月19日 | 見た回数: 1回
おっとリメイク作品(「すべて彼女のために」)だったんですね。存じ上げませんでした。
テンスとフラストレーションというのは表裏一体だなあと思うのだけど、本作はけっこうその臨界を綱渡りする作品だとおもう。
綿密な脱獄計画、というような映画でなくって、けっこう綱渡りなので、そういうことになるんでしょうね。
ちょうど奥さんを助けるというところで、カート・ラッセルの「ブレーキ・ダウン」という映画を思い出すのですが、あの映画もたまたまそういう映画だった。
以下、いちおうネタバレ隠しで。
すべて片がついてから行われる妄想現場検証(「処刑人」でウィレム・デフォーがやるやつ)で、奥さんの無実が示唆されますが、そのために結局旦那さんの方が罪に手を染める、という不条理がつらいですね。
結構引きこまれました。
脱獄となると、プリズンブレイクだの何だの。あ、あとは・・・なんだろ。ジョジョの女の子のパターンとかもありますよね。結構ドキドキするわけです。やっぱりいかに綿密な計画を立て、いかに臨機応変に、以下に見つからないように、緊張感満点に・・・と。
ラストにやっとこさ真実がそれとなく明かされるわけですが、そこまで、実際の所どうなのかは不明のまま、それでも奥さんの為に計画を立て、実行するあたり「フランティック」もそうなんですが、全ては愛の為に。だなぁ。と。
ヒッチハイクのところや、父親(主人公の。つまりおじいちゃん)の全てを汲み取った上での行動など、なかなかに素敵なところもありました。最近変なのばっか見てたせいかとっても満足。