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監督:フランク・カルフーン
出演:レイチェル・ニコルズ、ウェス・ベントリー
時間:97分
公開:2008年
キャッチコピー:
警告 この恐怖、もはやフィクションとはいえない。
一人だけの残業 深夜の地下駐車場、 大都会の死角──。
ジャンル:
ホラーサスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年05月10日 | 見た回数: 1回

アイズ」に続いてホラーだねー。とか思ってたら意外にグロくて「ソウ」的なシーンもあり、気持ち悪くなってしまいました。まぁ気分はいいものとはいえないとはいえ、心構えが出来てたら乗りこえられる壁なんですけどねー。ほれ、ソウのシリーズもかなり押さえ続けてるし。

どうもR18作品で、それもエッチ系ではなくグロ系でのレーティングだそうですが、ふむ。こちらの心構えこそ違ったとはいえ、ウぇ。っとなる度合いに関しては多分そうのシリーズの方がえぐいんじゃないかなぁ。と思う。

敵はサイコな人間(サイコって人間にしか使わんか)。どっちかと言うとストーカー気味でイッチャッテる感じ。まぁ、それはそれで怖いっちゃー怖いですよ。ハイ。「君のためだ」とか言いながらヒロインをどしどし追いつめていくわけですな。

舞台も彼がつとめる地下駐車場。ホームグラウンドでやりたい放題。さて、この地下駐車場。おっきなビルだけあって地下3回くらいまである。さらに結構広いし、地上階にもいけるっちゃーいける。非常階段使えばさらに上までもいけそう。
ですが、基本的に舞台は地下駐車場と地上1階のみ。これって「ソリッド・シチュエーション?」

また、地上階にいてケータイを使って「鍵かかっちゃって出れないんですけどー」とか助けを求めたら話は解決しそうやし、逃げる際も高層ビル全部を相手にすれば早々見つかるもんでもないとは思うんですが、ここはほれ、話を広げるためにも地下に行ってもらわないとね。

ちゅうわけで手錠かけられたり、水攻めにあったり犬に噛み付かれたり散々な目に遭いながらも地下駐車場を舞台に犯人と壮絶な鬼ごっこを繰り広げる。犯人は犯人で、前述の通りちょっといっちゃってるだけあって、緻密に追いつめるでもなく、ただ気の向くままに追いつめたり自分の世界に入っちゃったり。
でも、途中警察がきた時点ではかなり冷静に嗜好を働かせてるんですよねー。

で、最終的にはヒロインの反撃で・・・となるわけです。
うーん。なんか書いてると楽しそうな作品に思えてくるから不思議です。

とにかく、途中は結構いの中に「ウぇ」っとなる物質がたまる感じでしんどかったのも事実。なんであーしない?なんでこーしないもズート頭によぎりまくるしね。

ただ、それでも狂人の怖さと言うか、何しでかすか、なにしてくるかわからない緊張感は味わえました。好きな人だと意外と評価高くなるかもなー。でも、個人的にはちょっと乗り切れなかったんで「イマイチ」ってことで。