ラフ ROUGH

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監督:大谷健太郎
出演:長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、石田卓也、高橋真唯
時間:106分
公開:2006年
キャッチコピー:
二人なら きっと飛べる。
ジャンル:
青春マンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2011年09月28日 | 見た回数: 1回

さてさて、ゆるやかな「実写祭り」継続中。

なんで「タッチ」ちゃうねんという声も聞こえては来るんですがね。だって内容知ってるタッチよりプレーンな気持ちで見れるかなと。

が、うーん。やっぱり恥ずかしいったらありゃしない。いや、まっとうな青春映画で爽やか三昧。古いアイドル映画の手法を今どきのカメラといまどきの音楽に乗せてとり直したといってもいいかな。実に長澤まさみの可愛らしさをよりアピールすべくみんなで頑張ったぜ。というかなんというか。気持ち的には韓流ドラマが恥ずかしいと感じる感覚と近いんじゃないだろうか?
あと、んー。おじさんからするとやっぱり水着三昧ってのもねぇ。グラビア映画??そんなこんなで、見てるこっちが照れちゃいます。

気になったのは

1.スキマスイッチのプロモーションビデオすぎる。
とにかく、歌入りもBGMも全てスキマスイッチなのだ。あ、若大将の歌はありますが、ちょっと歌が勝ちすぎてる気がしました。
プロモ→物語1→プロモ→物語2→・・・と、なんかブツ切れ感があってそこはイマイチだったかなぁ。

2.長澤まさみがなんで気に入らないのか?
いや、贔屓目も逆贔屓もなしで見て普通に見て、可愛らしい子だとは思うんですよ。なのに、なんでこうイマイチに見えてしまうのか?どこが気に入らないのか?謎は深まるばかりです。
金田一くんだったら「謎は全て解けた!」といいきれるんでしょうかねー?
多分登場人物の誰よりも気合入れてとってもらってるし、誰よりも可愛く移されていると思うのに、愛着がわかないんだなー。ちょっとしか出てこないライバルだったり友達だったりのほうがなんぼか愛着がわくってのは長澤まさみの生まれ持った才能なのかもしれませんな。
多分「世界の中心で愛をさけぶ」なんか見たら、フツーに「いいね!」って言える気もしてるんですがね。長澤フィルタにやられちゃうかしら?

※めでたくこの年きいちご女優賞とってますね(『ラフ ROUGH』『涙そうそう』)

3.原作読んでないけど、マンガが想像できる。
ま、あだち充の絵は変わらないので置き換えやすいですよね。逆に言ってしまうと、原作知らない人にとっちゃ、2時間でマンガの流れを把握できる良作(?)。
きっと「タッチ」もそうだと想います。カゲシタさん、ぜひ「タッチ」の方を!

逆に以外に問題なかったのはモコミチ君。いや、バランス逆に悪いやろ。顔ちっちゃすぎるし鳩胸やし。と思ってましたが、なんや以外に違和感なく話に溶け込んでたのは嬉しい誤算でした。

まぁ、別段そ〜悪く言うこともないかな。正直フツーな出来なんですが、照れちゃうのと、前述の「気になった1」の映画なのかプロモなのかよーわからん出来。という点は映画見る気満々のこちらからするとちょっとマイナスポイント高いかなー。

ちと厳しめに「イマイチ」で

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