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石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年08月11日 | 見た回数: 1回
殺人サスペンスにしてはあまりにも社交界風味満載、お上品でちょっととっつきにくかなーっとか思って敬遠していた本作。 いい作品だ、ってことで取り上げられることも多いそうなんですが、京料理より、ラーメンを。の精神と似てますかね?イマイチしっくりと映画の中に入り込めないというかなんというか。その点では若干「眺めのいい部屋」にも通じるところはあるかも。
ミステリーらしくちゃーんと殺人事件もおき、そうなると犯人は誰だ?という推理が働いてくるんですが、登場人物の皆さんがとにかく「あら、怖いわ、嫌だわ。早く終わらないかしらん」と妙に他人ごとに済ませちゃってるので、緊迫感がないときたもんだ。 話自体も犯人探しというよりは、こんな貴族様の世界のどろどろ感というか、人間どうしのグジャグジャ感をだす方に主眼が置かれてるせいか、どうも殺伐とした空気は感じられず、ジメジメと陰湿な空気のみが・・・
また、困ったのはとにかく登場人物が多くて、かつ、似たような髪型・衣装。割とメジャーどころがバンバン出てるんですが、それでも知らない顔の人らがホイホイ出てくると「あれ?誰の従者がだれだっけ?と」混乱しちゃうんですな。
とはいえ、登場人物etcやらストーリーやら含めて、「け、これだから名作と呼ばれる奴は」という様なものではなく、途中で飽きちゃったりもなかったです。音楽もなかなかに素敵で、劇中に歌ってる歌もカッチョいいし、そんなことを加点していくとまー、ふつーかな。
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殺人サスペンスにしてはあまりにも社交界風味満載、お上品でちょっととっつきにくかなーっとか思って敬遠していた本作。
いい作品だ、ってことで取り上げられることも多いそうなんですが、京料理より、ラーメンを。の精神と似てますかね?イマイチしっくりと映画の中に入り込めないというかなんというか。その点では若干「眺めのいい部屋」にも通じるところはあるかも。
ミステリーらしくちゃーんと殺人事件もおき、そうなると犯人は誰だ?という推理が働いてくるんですが、登場人物の皆さんがとにかく「あら、怖いわ、嫌だわ。早く終わらないかしらん」と妙に他人ごとに済ませちゃってるので、緊迫感がないときたもんだ。
話自体も犯人探しというよりは、こんな貴族様の世界のどろどろ感というか、人間どうしのグジャグジャ感をだす方に主眼が置かれてるせいか、どうも殺伐とした空気は感じられず、ジメジメと陰湿な空気のみが・・・
また、困ったのはとにかく登場人物が多くて、かつ、似たような髪型・衣装。割とメジャーどころがバンバン出てるんですが、それでも知らない顔の人らがホイホイ出てくると「あれ?誰の従者がだれだっけ?と」混乱しちゃうんですな。
とはいえ、登場人物etcやらストーリーやら含めて、「け、これだから名作と呼ばれる奴は」という様なものではなく、途中で飽きちゃったりもなかったです。音楽もなかなかに素敵で、劇中に歌ってる歌もカッチョいいし、そんなことを加点していくとまー、ふつーかな。