ボクたちの想像力と友情が、世界をちょっとだけ変えるんだ。
大人たちが心の片隅にしまい込んでいる宝物のような原風景-
映画作りに夢中になった二人の少年たちの友情を、ユーモラスに、感動的に描いた名作がイギリスから登場した。作家が少年時代のひと夏の冒険を回想する『スタンド・バイ・ミー』。炭鉱町の少年がバレエ・ダンサーの道に目覚める『リトル・ダンサー』。本作の主人公“ウィル&カーター”もまた、周囲の大人たちには判らない真剣な遊びと試みを通して、自分たちだけの“人生最高の日”を手に入れようとする。きっと彼らの姿を見て思い出すはず。夢を信じることの大切さ、少年の日の好奇心に満ちた無邪気さと純粋さをー。
サンダンス映画祭史上最高額(800万ドル)でパラマウント・ヴァンテージ社が世界配給権を買い付けした話題作!イギリス本国ではBOX OFFICE初登場2位を記録し大成功を収める。その後世界中の映画祭で賞賛され、ついには英アカデミー賞にノミネートされるまでの作品になった。
監督・脚本は世界最高峰の映像製作集団、ハマー&トングス率いるガース・ジェニング。ミュージックビデオで世界を驚かせ、あのスパイク・ジョーンズの推薦で『銀河系ヒッチハイク・ガイド』の
監督に大抜擢され映画監督デビュー。監督第2作となる本作は彼自身の少年時代がベースに。
【ストーリー】
大人になるしかなかった子供と、子供らしさを禁じられた子供。彼らを救ったのは、愛でも、神様でもなく、〈たった一本の映画〉だった ――。
1982年、イギリス。11歳のウィルは教会の厳しい規律のもと、音楽や映画、TVなど、すべての娯楽を禁止されて育ってきた。そんなある日、ウィルは学校きっての問題児で、いろんな悪さを平気で働くカーターと出会い、彼の自宅で生まれて初めて映画『ランボー』を観る。それはウィルにとって人生最初で最高の衝撃だった・・・。そして、僕らもこんな映画を作りたい!そんな気持ちで結ばれた二人は、お手製の映画作りを通じて友情を深めていく。
とびきりポップな感動に包み込んでくれる、遊びごころがギッシリ詰まった少年たちの友情と絆の物語。
【キャスト】
ビル・ミルナー、ウィル・ポールター、エド・ウェストウィック、ジュール・シトリュック、ジェシカ・ハンズ、エリック・サイクス
【スタッフ】
製作:ハマー&トングス、監督・脚本:ガース・ジェニングス
【映像特典】
メイキング
オリジナル・ショート・ムービー『Aron』
『リトル・ランボーズ』の原点。10代のころガース・ジェニングスが『ランボー』にインスパイアされて撮影したオリジナル・ショート・ムービー。
【封入特典】
『リトル・ランボーズ』イラストポスター & 「ランボーズ新聞」(作品解説) <リバーシブル仕様>※画:下田昌克さん